研究課題/領域番号 |
14330024
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
岩本 由輝 東北学院大学, 経済学部, 教授 (40006838)
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研究分担者 |
仁昌寺 正一 東北学院大学, 経済学部, 教授 (40128963)
藤田 貞一郎 同志社大学, 商学部, 教授 (80066216)
原田 政美 福井県立大学, 経済学部, 教授 (50244520)
廣田 誠 神戸学院大学, 経済学部, 教授 (40189890)
原田 英生 流通経済大学, 経済学部, 教授 (70165025)
長谷部 弘 東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (50164835)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
15,000千円 (直接経費: 15,000千円)
2004年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2003年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
2002年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
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キーワード | 中央卸売市場 / 中央卸売市場法 / 卸売市場法 / 生鮮食料品流通 / 地方卸売市場 / 農産物流通 / 水産物流通 / 流通政策 / 青果物供給システムの変化 / 水産物供給システムの変化 / 卸売市場の再編 / 生鮮食料品流通のグローバル化 / 市場外流通の増大 / セリ取引の減少 |
研究概要 |
本研究は、平成14年度〜平成16年度の3カ年にわたって、10名の研究者により、海外の卸売市場との比較研究も含めて、日本における卸売市場の形成と展開を総合的に研究することを目的として進められた。海外では、イギリス、ドイツ、オランダ、オーストラリア、中国、韓国などの卸売市場の視察・ヒアリング・資料収集が行われ、国内では、ほとんどの中央卸売市場・地方卸売市場の視察・ヒアリング・資料収集が行われた。 そして3年間に及ぶ研究の総括として、10人の研究者による論文集となる研究成果報告書を完成した。すなわち、原田政美:ヴィクトリア期ロンドンにおける魚市場問題-シティの魚市場開設と失敗-、藤田貞一郎:京都市における中央卸売市場の開場、廣田誠:戦前期の大都市近郊地域における日用品市場問題の展開、仁昌寺正一:昭和初期仙台市中央卸売市場開設計画の始動-資料的考察-、岩本由輝・長谷部弘:沖縄県中央卸売市場の開設と展開、佐藤雅也:市場の民俗-築地魚市場の形成と展開-、藤島廣二:我が国卸売市場の諸課題と海外卸売市場の諸特徴-青果物を中心に-、藤田武弘:現代中国における農業構造改革の進展と野菜供給システムの新局面、原田英生:情報システムと卸売市場。 このような研究を行ったことにより、日本の卸売市場の形成期の特質や将来の方向性について、これまでの研究水準を大きく前進させることができた。
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