研究課題/領域番号 |
14350192
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・機器工学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
津田 裕之 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (90327677)
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研究分担者 |
小原 實 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (90101998)
真壁 利明 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60095651)
神成 文彦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40204804)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
16,800千円 (直接経費: 16,800千円)
2003年度: 7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
2002年度: 9,500千円 (直接経費: 9,500千円)
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キーワード | 時空間変換 / 光信号処理 / フェトム秒レーザ / 導波路ミラー / 反射光学系 / 光導波路 / ポリイミド / 石英 / アレイ導波路回折格子 / 平面光導波路 / 超短パルス / 波形整形 / 光パケット / フェムト秒レーザ |
研究概要 |
反射型時空間変換光回路技術の確立 ビーム伝搬法とFDTD法によってシミュレーションの精度を高めてAWG(アレイ導波路回折格子)用N : N光結合回路の詳細設計を実施した。空間光学系と異なり導波路上では任意の曲線によるミラー形状を選択できる。新たに低収差ミラー形状の設計方法を確立してAWG回路設計に適用した。ポリイミド導波路を利用して回路を試作し、波長依存性の極めて少ない光回路を構成できることを実証した。ミラーによって生じる損失は、主としてミラーの垂直度に起因することを明らかにした。回折次数が51、導波路本数が510本の光信号処理用AWGの設計を行った。 高効率反射構造作製エッチング技術の確立 フェムト秒レーザによる光導波路材料のエッチング技術の研究を実施し、エッチング端面が平滑なアブレーション条件を明らかにした。現状では、ドライエッチング技術によるミラーの方が高反射であるが、空気中でエッチング可能であるため、ドライエッチングと同等の反射率まで改善できれば利用価値が高いと考えられる。集光レンズを含むフェムト秒パルス照射系の改良を進めており、新しい照射系を利用して高反射構造の検討を開始した。 応用フォトニック回路の検討 光導波路上に非常に長いメートル級の遅延導波路を設けるための、導波路ミラーを用いた光路変換導波路を考案し、ポリイミド導波路による回路を試作した。導波路の最小曲げ半径の1/5〜1/20の微小寸法での曲げ構成が可能であることを実証した。本研究では、空間的に展開された周波数スペクトルを並列に操作して任意の光信号波形を合成し、あるいは、逆に時間波形を空間的に並列に展開して観測する時空間変換光信号処理を検討する。本年度は、10GHz間隔32chの光パルスシンセサイザ用位相・振幅制御AWGを試作した。両端の2chを除く30chに位相変調器と振幅変調器を集積している。
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