研究課題/領域番号 |
14350271
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水工水理学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
江藤 剛治 近畿大学, 理工学部, 教授 (20088412)
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研究分担者 |
竹原 幸生 近畿大学, 理工学部, 助教授 (50216933)
中口 譲 近畿大学, 理工学部, 助教授 (30188916)
梶井 宏修 近畿大学, 理工学部, 講師 (50088481)
高野 保英 近畿大学, 理工学部, 講師 (80330231)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
16,800千円 (直接経費: 16,800千円)
2004年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2003年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2002年度: 11,400千円 (直接経費: 11,400千円)
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キーワード | PTV / 赤外線 / ローカルリモセン / 繋留飛行船 / 大気サンプラー / 繋留型飛行船 / ローカルリモートセンシング / 赤外線レーザー / 赤外線カメラ / 係留型気球 / 大気サンプリング / PIV / トレーサー / 表面流速計測 |
研究概要 |
1.河川や海岸におけるPTVの適用技術の開発 (1)効果的なトレーサーの自動認識技術を開発した。カラー画像を用いた判別分析、および粒子候補の継続時間(2秒以上継続するものが粒子候補)による判別の組み合わせにより、水面のさざ波により反射する多数の光点と、トレーサー粒子を、誤認率1%程度で識別することができるようになった。[江藤・竹原・高野ら:土木学会論文集] (2)淀川、鳥取海岸等で、実際にヘリコプターや繋留気球を用いてPTV計測を行った。淀川ではグランドツルースとして、同時にADCPによる流れの空間3次元計測を行った。PTVによる計測結果とADCPによる計測結果は比較的良く一致した。[江藤他:水工学論文集、河川技術論文集等] (3)風波発生時の波と流れのPTVによる同時計測技術を開発中した。[竹原(海岸工学論文集等)]。 (4)同時に水質のグランドツルースとして淀川における窒素やリンについても実測を継続し、季節変動特性を明らかにした。[中口] 2.繋留飛行船等による大気サンプリング技術の開発 (1)繋留飛行船(微風時)や大型カイト(やや強風時まで)の係留索に、高度別に吊り下げることが可能な大気サンプラーを開発した。[中口・高野] (2)実際にサンプリング実験を行った。NOx濃度やSPM濃度の計測値において、高度50m程度で濃度が最大になり、100m程度では再び濃度が下がる、ダストドームが生じていることが確認された。ダストドームは繋留飛行船に搭載したカメラで撮影した画像からも確認できた[中口・高野]。 3.関連して得られた研究成果 今回の科学研究費で購入した赤外線ビデオカメラを用いて、水域のローカルリモートセンシング以外にも以下のような貴重な研究成果が得られた。 (1)交差点の管理における赤外線ビデオカメラの利用技術の開発[江藤] 人体レベルにおける熱環境計測[梶井]
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