研究課題/領域番号 |
14350293
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
野口 博 千葉大学, 工学部, 教授 (20107535)
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研究分担者 |
柏崎 隆志 千葉大学, 工学部, 助手 (40251178)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
10,600千円 (直接経費: 10,600千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2003年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2002年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
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キーワード | 正負繰り返し載荷 / FEM解析 / 鉄筋コンクリート / 限界状態 / 圧縮鉄筋 / せん断破壊 / 耐力劣化 / 解析モデル / 鉄筋 / コンクリート |
研究概要 |
本研究では、繰返し荷重履歴や載荷速度がRC素材の性質に与える影響を考慮して、大変形での正負繰り返し載荷時のFEM解析の精度を向上し、解析の面から部材の耐力劣化発生のメカニズムの解明を行い、RC部材の耐力と変形性能の劣化評価法を定量化することを本研究の目的として次の成果を得た。 1)部材の耐力劣化発生のメカニズムの解明を行った。 2)部材の耐力劣化が部材の性能に与える影響の解析的検討を行った。合理的な部材の性能評価を目指すためには、地震動の繰り返しによる部材の性能劣化を定量化することが今後不可欠である。 3)部材の耐力劣化が建物全体の性能に与える影響について検討した。部材の耐力劣化が部材の性能に与える影響を定量化できれば、それを建物の地震応答解析に組み込んで、部材の耐力劣化が建物全体の性能に与える影響を検討することが必要である。その場合、ある程度の規模の建物であれば、建物全体をミクロFEM解析で解くこともPCとスーパーコンピュータの連携により可能であり、解析を試みた。 さらに、次の項目の成果の取りまとめを行った。 1)塑性域での多方向入力による耐力劣化の加速化の要因分析とそれを防止する方策の検討 2)円弧周回運動地震時を含めての2方向・3方向同時入力による加速的耐力劣化性状の解明 3)地震動の繰り返しによる部材の性能劣化の定量化のまとめ 4)実験・解析と部材の変形性能の定量化に関する研究成果報告をインターネットによるWeb上と報告書での公表
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