研究課題/領域番号 |
14350441
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
工業分析化学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
角田 欣一 群馬大学, 工学部, 教授 (30175468)
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研究分担者 |
小竹 玉緒 群馬大学, 工学部, 講師 (10301128)
梅村 知也 (梅村 友也) 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (10312901)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
15,100千円 (直接経費: 15,100千円)
2004年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2002年度: 12,400千円 (直接経費: 12,400千円)
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キーワード | ICP質量分析法 / エレクトロスプレー質量分析法 / キャピラリー電気泳動法 / マイクロHPLC / モノリスカラム / キャピラリー電気クロマトグラフィー |
研究概要 |
CEおよびμHPLCとICP-MSあるいはESI-MSとの高性能複合分析装置の試作を目指し、特に高性能有機モノリスμHPLCおよびCECシステムの開発を行い、以下のような結果を得た。 1)有機ポリマー系のモノリスカラムの作製を試みた。すなわち、まず、内径0.25mmの溶融シリカキャピラリーの内壁に分離媒体(有機ポリマー)を化学的に結合させるため、3-methacryloxypropyltrimethoxysilaneで処理したのち、ポリマーを構成する主鎖としてメタクリル酸ブチル(BMA)など、架橋剤にはジメタクリル酸エチレングリコール(EDMA)を含む反応溶液で内壁面を処理したキャピラリー管に満たし重合反応を行った。その結果、逆相カラムとして機能するBMA/EDMA系モノリスカラムをえた。さらにメタクリル酸グリシジル(GMA)を主鎖とするGMA/EDMA系ポリマーにスルホン基を導入したカラムが作製できた。特に後者は、初めての有機モノリス型陽イオン交換カラムである。 2)陰イオン交換有機ポリマー系のモノリスカラムの作製と性能評価を試みた。すなわち、ポリマーを構成する主鎖としてGMAおよびBMA、架橋剤にはEDMAを用いて重合反応を行った。さらにグリシジル基とジメチルアミンを反応させて三級アミンを導入したのち、さらにヨウ化メチルあるいは塩化ベンジルと反応させて四級アンモニウム基に変換した。このカラムにより5種類の陰イオンが分離可能であった。 3)同様の方法で、主鎖のモノマーとしてメタクリル酸ラウリル(LMA)とGMA、架橋剤としてEDMAを用いて重合させた後、亜硫酸ナトリウムによりグリシジル基にスルホン基を導入したカラムを作製しCECに応用した。その結果、逆相系の分離能を示す、高性能なCEC用カラムの作製に成功した。
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