研究課題/領域番号 |
14370160
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
土屋 尚之 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (60231437)
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研究分担者 |
本田 善一郎 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (70238814)
山口 晃弘 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (90261974)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
13,800千円 (直接経費: 13,800千円)
2005年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2004年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2003年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2002年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | 全身性エリテマトーデス / 関節リウマチ / 多型 / Fcγ受容体Ilb / CD72 / Id / LILR / APRIL / 顕微鏡的多発血管炎 / FCGR2B / LILRB1 / KIR / HLA / スプライシング / 遺伝子間相互作用 / 血管新生 / 強皮症 / CD19 / Fcγ受容体 / メタアナリシス / NK受容体 / 欠失 / 国際情報交換 / Fcγ受容体IIb / BLyS(BAFF) / ILT2(LIR1) / ID / 遺伝子発現 |
研究概要 |
1.FCGR2Bに新たな多型Ile232Thrを見出し、アジア集団において全身性エリテマトーデス(SLE)と関連することを見出した。機能解析の結果、SLE関連232Thrアリル産物は、膜脂質ラフトへのFcγRIIb蛋白の局在とリン酸化の低下、B細胞の活性化、生存シグナルの増強と関連することを見出した。 2.CD72に2種の主要ハプロタイプが存在すること、選択的スプライシングの結果、細胞外領域を大きく変換する新規アイソフォームの産生量と関連すること、このハプロタイプが、SLEにおける腎症合併に対し抵抗性に働くとともに、FCGR2B-232Thr多型のSLE発症リスクを、遺伝子間相互作用により有意に減少させることを見出した。 3 CD19プロモーター多型が、CD19発現亢進と強皮症に対する感受性と関連することを見出した。 4.BLyS(BAFF),APRILとその受容体群(BAFF-R,TACI,BCMA)に多数の多型を見出すとともに、APRIL多型とSLEとの関連を確認した。 5.NKG2C欠失ハプロタイプが日本人一般集団で20.2%、オランダ人で20.0%、ホモ欠失者は、それぞれ4.1%,3.8%の頻度で存在することを見出した。 6.LILRB1(ILT2,LIR1)遺伝子に多数の多型部位の存在を見出すとともに、HLA-DRB1 shared epitope陰性群において、関節リウマチ(RA)と関連することを見出した。 7.日本人顕微鏡的多発血管炎において、HLA-DRB1^*0901-DQB1^*0303ハプロタイプ、KIR遺伝子型との関連を見出した。 8.RA滑膜組織の遺伝子発現解析から血管内皮細胞にId遺伝子の過剰発現を見出した。IdはVEGF誘導性血管内皮細胞活性化、血管新生に必須の因子であり、抗血管新生療法の標的となりうることを見出した。
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