研究課題/領域番号 |
14370300
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
千葉 滋 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (60212049)
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研究分担者 |
本倉 徹 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (00192823)
小川 誠司 東京大学, 医学部附属病院, 寄付講座教員 (60292900)
神田 善伸 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (30334379)
鈴木 隆浩 東京大学, 医学部附属病院, 寄付講座教員 (40345210)
熊野 恵城 東京大学, 医学部附属病院, 研究拠点形成特任研究員
高橋 強志 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (70332608)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
11,300千円 (直接経費: 11,300千円)
2004年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2003年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2002年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
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キーワード | Notch / 同種造血幹細胞移植 / 移植片対宿主病 / トランスジェニックマウス / MHC class IIプロモーター / Jagged1 / コンディショナルノックアウト / 自然免疫 / シランスジェニックマウス / Notchシグナル / 造血幹細胞 / 免疫調節 / GVHD / T細胞 / コンディショナルノックアウトマウス |
研究概要 |
Notch受容体を介するシグナルは、胸腺におけるT細胞の発生、脾臓におけるmarginal zone B細胞の生成、Th1/Th2分化、Tリンパ球の活性化制御といった、さまざまな局面で、免疫システムを支配している。このため、リガンドやその阻害剤を用いてNotch受容体を介するシグナルを外来性に調節できれば、同種造血幹細胞移植後の免疫再構築をコントロールする新たな道が開かれると期待される。本研究は、Notchシグナルを修飾することにより、移植後移植片対宿主病(GVHD)発症を予防する方法論確立のため、基礎的データを得ることを目的とした。 Notchリガンドの免疫系に対する生物活性を調べるため、MHC class I promoter及びMHC class IIプロモーターのコントロール下で各リガンドおよびそのdominant-negative型の蛋白質を発現するトランスジェニックマウスを作成し、リンパ組織の形態学・免疫組織化学・細胞表面抗原発現について解析してきた。MHC class IIプロモーターでJagged1を発現するマウスでは、リンパ球混合培養刺激によるT細胞活性化が、著明に抑制されていることを見出した。 一方、Notch2のコンディショナルノックアウト(N2cKO)マウスの解析から、自然免疫に重要な食細胞表面抗原の発現がNotch2により制御されていることを明らかにした。
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