研究課題/領域番号 |
14370428
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
山中 龍也 新潟大学, 脳研究所, 講師 (20323991)
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研究分担者 |
田中 隆一 新潟大学, 脳研究所, 教授 (30018816)
高橋 英明 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (70236305)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
10,700千円 (直接経費: 10,700千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2002年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
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キーワード | malignant brain tumor / Gene expression profile / GeneChip / Immunotherapy / Chemotherapy / Thermotherapy / Gene Chip |
研究概要 |
神経膠腫および頭蓋内原発悪性リンパ腫などの悪性脳腫瘍の各種治療法に対するレスポンダーとノンレスポンダーの選別が可能となれば患者が有効な治療法のみ受けることが可能となり、治療に伴う副作用などの有害事象を回避することも可能になり、新しい脳腫瘍治療法スケジュールの開発に結びつくことが期待される。体系的遺伝子発現情報解析に基づく遺伝子発現プロファイルの解析はこれらの情報を与えるものと大きな期待がもたれる。 本研究では、悪性脳腫瘍群の治療感受性群と治療非感受性群の間で遺伝子発現プロファイルの相違をGeneChipを用いて未知の遺伝子も含め、さらに多数の遺伝子についてゲノムワイドな解析を目的とした。 今回我々は、対象症例の選択(悪性脳腫瘍症例100例)を行い、患者あるいは家族からインフォームド・コンセントを取得した。またそれらの症例について臨床情報の整理を行った。すなわち、どのような治療がなされたのか、それによる治療効果、副作用について詳細な検討を行った。さらに、保存してある組織からRNAの抽出とRNAの品質のチェックを行い、解析可能症例を選択し、GeneChipによる解析を施行した。 それら統計解析の後、悪性神経膠腫に特異的に高発現を認める遺伝子50種類が選択された。今後はこの研究成果をふまえてマーカー、抗体、ワクチンなどの開発に向け解析を施行する予定である。さらに、治療感受性決定遺伝子群からなるマイクロアレイを用いて、患者の予後予測が可能かどうか検討する予定である。
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