研究課題/領域番号 |
14370477
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
植村 寿公 独立行政法人産業技術総合研究所, ナノテクノロジー研究部門, 主任研究員 (60176641)
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研究分担者 |
LIU Binbin 独立行政法人産業技術総合研究所, 年齢軸生命工学研究センター, 客員研究員
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
11,900千円 (直接経費: 11,900千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2003年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2002年度: 6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
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キーワード | 破骨細胞 / アポトーシス / カイネース / カスパーゼ / カイネーネ |
研究概要 |
われわれは破骨細胞に特異的に発現するアポトーシス関連因子DRAK1(death associated protein kinase related apoptosis inducing protein kinase)のクローニングに成功した(Kojima, Nemoto, Uemura et al. J.Biol.Chem.276(22),19238(2001))。この新規アポトーシス制御因子の破骨細胞における機能を調べるため、破骨細胞のアポトーシスを誘導することが知られているビスフォスフォネートの一種クロドロネートを細胞培養液に添加することによるウサギ破骨細胞初代培養系の挙動を調べた。 生化学的評価においては、クロドロネートの添加によりDRAK1のmRNAレベルでの発現が上昇すること、アポトーシス関連因子であるカスパーゼの化成が上昇することなど、アポトーシスのトリガーにDRAK1が重要なかかわりをもつことが分かった。 また、細胞内でのlocalizationを中心にコンフォーカル顕微鏡観察による研究を行った。 DRAK1はクロドロネートの添加によりアポトーシス誘導が起こると、そのmRNA発現が上昇する。そこでDRAK1の破骨細胞内の局在性を調べるため、ウサギDRAK1のシークエンスからモノクロナール抗体を作製した。その結果、DRAK1は核内に存在すると報告されていたが、破骨細胞においては、接着時の活性を持たないステージでは核内に存在するが、ポドソーム形成やアクチンリング形成とともに、核内から核外にも存在することなどが分かった。また、他のアポトーシス関連因子との相関も観察された。これらの結果から、DRAK1は破骨細胞のライフサイクルと深い関係を持つことが分かった。
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