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看護系大学生の知識・問題解決能力に関わるコンピュータを利用した評価システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 14370808
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関東京都立保健科学大学

研究代表者

川村 佐和子  東京都立保健科学大学, 保健科学部, 教授 (30186142)

研究分担者 猫田 泰敏  東京都立保健科学大学, 保健科学部, 教授 (30180699)
勝野 とわ子  東京都立保健科学大学, 保健科学部, 教授 (60322351)
福井 小紀子  東京都立保健科学大学, 保健科学部, 講師 (40336532)
米本 恭三  東京都立保健科学大学, 保健科学部, 学長 (80056572)
奥山 則子  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (70261245)
研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
13,100千円 (直接経費: 13,100千円)
2004年度: 8,100千円 (直接経費: 8,100千円)
2003年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2002年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード看護系大学 / 専門領域別実習 / 実践能力 / 知識 / 問題解決能力 / CBT / 評価 / 専門領域別学習 / 評価システム / コンピュータ試験
研究概要

看護師教育において、安全で効果的な実習を実施するための基盤となる基本的な知識と問題解決能力の習得レベルを評価するための手段として、CBT(Computer-Based Testing)を活用した妥当かつ公平で弁別度に優れた新たな評価方法を開発することを目的とした。
このために、まず現行の看護系大学における教育内容をベースとし、国家試験出題基準も考慮しながら、実践能力の基盤として求められる基本的知識と問題解決能力を評価する問題のあり方、内容等について整理を行った。そして、評価すべき内容の全領域をカバーし、適切な内容・水準を示す問題プール群を準備するとともに、評価におけるコンピュータ利用等に関わる課題を整理し、CBTの設計を行った。そして、実際にコンピュータを用いたモデル的な評価システムを作成し、学生へのトライアルを通じてシステムの評価・実用化を進め、臨地実習に関わる一評価手法としての標準化を図ることとした。
本研究により、看護系大学における臨地実習に関わる学生の知識と問題解決能力評価のためのCBTがわが国で初めて実現された。このシステムは、臨地実習の直前に利用することで、学生が臨地実習で効果的な学びを得るとともに、実習が安全なものとなるための前提となる適切な知識・問題解決能力が身に付いているかを評価するために利用できる。このことは患者への直接的ケアを伴う臨地実習に臨み、学生が一定の能力を有していることを社会的に保証することにもなる。また、臨地実習後に再び実施することで、学生自身が自分の現在の到達程度を評価することに活用できるものである。
また、本システムはコンピュータを利用して評価の標準化を図ることから、評価にかかる作業を効率化でき、評価の質を保てる利点がある。さらに、本システムは、直接的には学生個々人の評価として、安全で効果的に専門領域別の臨地実習を行うために必須と考えられる学習の達成程度を確保することに寄与するものであるが、最終的には教員側の教育実践を評価する側面も大きく、看護系大学における看護教育の質を保証するための基盤としても重要と考えられる。

報告書

(4件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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