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日本・韓国・フィンランドにおける地域精神保健従事者の人権擁護意識の比較とその開発

研究課題

研究課題/領域番号 14370813
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関大阪府立大学 (2005)
大阪府立看護大学 (2004)
聖路加看護大学 (2002-2003)

研究代表者

羽山 由美子  大阪府立大学, 看護学部, 教授 (10124405)

研究分担者 齋藤 泰子 (斎藤 泰子)  群馬大学, 医学部・保健学科, 教授 (50248861)
下枝 恵子  聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (90299991)
岡田 佳詠  聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (60276201)
水野 恵理子  聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (40327979)
研究期間 (年度) 2002 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
12,800千円 (直接経費: 12,800千円)
2005年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2004年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2003年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2002年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
キーワード人権擁護 / アドボカシー / 地域精神保健 / 韓国 / フィンランド / 精神医療 / 倫理 / 患者権利法 / 精神科医療
研究概要

研究代表者である羽山由美子が平成17年6月頃より体調不良にて、当初予定していた質問紙調査の実施を夏以降に延期していた。ところが、平成17年10月20日より78日間の入院加療を必要とする事態となり、平成17年度の研究実績はかなり限定されたものとなった。
平成17年度に行なったことは、下記のとおり、5月の研究打ち合わせ・英国研究者との交流、および、平成18年2月以降の資料収集に限定される。
1.英国、オックスフォードより来日中であったGavin Garman, RN, PhDを招いて講演会を実施し(5/13)、その前後に数回の研究打ち合わせ会をもった。フィンランドにおける保安病院の患者処遇および入所者の人権保障は、もっぱら英国をモデルに発展してきているので、閉鎖環境における段階的行動拡大、地域生活にむけてのリハビリテーション、患者自治会による自律性の尊重など、securityとsafetyのバランス維持、treatment and careとのバランス維持をはじめ、具体的な実践から得られた知見は大であった。
今後の質問紙調査(看護職を主たる対象とする人権擁護のあり方に関する意識調査)にあたって、こうした新たな考え方に基づく行動項目を質問紙の内容に反映させることができるであろう。
2.アドボカシー概念の吟味を行い、地域レベル、組織レベル、個人レベルでの理念と行動の相違/共通点について検討した。とくに、日本の医療機関における組織レベルでのアドボカシーのあり方と、欧米におけるそれとはかなり様相を異にするようであり、日本的なアドボカシー概念の探求をする必要がある。韓国と日本との比較も興味深いところであるが、次年度への課題として残したままである。

報告書

(4件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 羽山由美子: "韓国・フィンランドとの共同研究を通して考えた研究のグローバル化への課題"インターナショナル・ナーシング・レビュー. 26. 41-45 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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