研究課題/領域番号 |
14380059
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
池田 秀雄 広島大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (50112165)
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研究分担者 |
大鹿 聖公 広島大学, 大学院・教育学研究科, 講師 (50263653)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
11,400千円 (直接経費: 11,400千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2003年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
2002年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
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キーワード | 生物教育 / 教材開発 / マルチメディア / 国際協力 / Web教材 / 実験観察 / 生殖行動 / 発生 / ゼブラフィッシュ / インターネット教材 / マルチメディア教材 / 環境教育 / 海外支援 |
研究概要 |
中・高等学校における生物及び環境教育に関する生徒実験・観察を支援するための実験開発を行い、実験材料の検討、実験手法、実験過程、実験結果、考察の方法、問題点とその解決方法などに関して、デジタル映像を記録・編集して教材を開発した(報告書目次:ゼブラフィッシュを用いた教材の開発)。次いで、開発した教材をWeb教材として、広島大学教育学研究科に保有するサーバーを介して一般に公開し、教育現場における利用支援を新たに開始した。また、従来から開発を続けてきたコンテンツを加えて英語版を編集し、フィリピン大学理数科教師訓練センターにおける生物教員再研修プログラムの一部として教材を使用し、アンケート調査を実施して開発した教材の有用性や問題点を分析した(報告書目次:フィリピン共和国を対象とした中等教育段階の生物教育の実情と教材支援への取り組み)。 その結果、開発した教材は映像としては非常に有用であるが、日本の教育現場を想定して作製したために、フィリピンのカリキュラムに合致しない部分も存在し、また材料等をフィリピンで入手可能なものに変更したり、教師自身に実験手法が獲立されていない現状が明らかとなった。これらの点でさらなる改良が必要である。また、フィリピンにおいてはハードウエアの点で学校教育現場では未だ問題が多く、Webで教材を十分に活用し得る状況にはなく、CD-ROMによる教材提供の方が効果が高い事が明らかとなった。
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