研究分担者 |
村瀬 康一郎 岐阜大学, 総合情報メディアセンター・カリキュラム開発部門, 教授 (80150027)
坂谷内 勝 国立教育政策研究所, 企画開発部, 総括研究官 (70187053)
余田 義彦 同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (20191653)
加藤 和彦 筑波大学, 電子・情報工学系, 助教授 (90224493)
藤代 一成 東北大学, 流体科学研究所・工学部, 教授 (00181347)
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配分額 *注記 |
14,300千円 (直接経費: 14,300千円)
2004年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2003年度: 5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
2002年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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研究概要 |
小学校・中学校での統計教育の実践を通して,統計教育のe-Learning学習コンテンツ開発理論を確立し,統計教育のカリキュラム開発を行った。 1 統計e-Learning学習コンテンツ開発の設計理論の構築とカリキュラム開発:統計を教えるのではなく,統計で考える,統計的探究能力と統計的探究マインドの育成を目的とした,次の2つの基本的機能を中核とする学習コンテンツ開発理論を構築し,完成させた。 (1)"問いの体系化"をナビゲートする階層型統計的探究プロセスモデルの構築:「八つ手はなぜ八つ手というの?本当に小葉は8枚か」を題材に,統計調査の企画から葉の成長のメカニズムに迫る考察の"問いの体系化"を基調とした"統計的探究プロセス(とらえる-あつめる-まとめる-よみとる-いかす)モデル"を詳細に定義し構築した。 (2)統計データの5段階探究読みモデル〔(1)傾向・規則性読み・予測読み,(2)関係・関連づけ読み,(3)モデル化(定式化)読み,(4)高次元・異次元の知(情報)への変換読み,(5)新しい知の創造読み〕を詳細に定義し構築した。 2 中学校・高等学校用統計学習コンテンツの開発:上記の設計開発理論に基づき,エグルール方式で,各統計概念を「例題-解説-定義-手続き-まとめ-理解チェック問題・解答」構成で,6章構成(329ページ)の学習コンテンツを完成させた〔(1)統計で知る,統計で捉えるとは?(2)データを集めよう,(3)データを整理しまとめよう,(4)データを加工分析して,標本の特性を探ろう,(5)"確かな統計データをどのように確保,保証しているのか?(6)統計で捉える捉え方の論理とは?〕。 3 大学生向け教育・教育心理学研究のための統計学習コンテンツ開発(7章196頁) 4 小学校学年段階別「読む・作る統計」トピックス準拠型学習コンテンツの開発
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