研究課題/領域番号 |
14380090
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 独立行政法人メディア教育開発センター |
研究代表者 |
大澤 範高 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (30251721)
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研究分担者 |
仁科 エミ 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (20260010)
高橋 秀明 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (30251002)
浅井 紀久夫 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (90290874)
鈴木 一史 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (90332147)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
9,700千円 (直接経費: 9,700千円)
2004年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
2003年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2002年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 仮想現実感 / プログラミング / 知覚的ユーザインターフェース / 知覚的フィードバック / 身体性 / 没入型 / 手による直接操作 / ステレオ映像 / 知覚的ユーザインタフェース / 3次元ウィジェット / グリフ / ジグソーパズル的 |
研究概要 |
情報処理教育に、身体性を活用した没入型仮想現実感システムおよび知覚的ユーザインタフェース技術を導入することによって、3次元可視化による立体視を行い、身体動作によって操作・編集が可能な没入型プログラミング学習支援システムを研究開発した。 3次元没入型空間でのプログラミング言語の文法的制約を可視化する方法として、3次元ジグソーパズル的制約表現を提案し、凸形状と凹形状の包含関係などによって文法的制約を表現できるようにし、プログラミング初心者が容易に文法的制約を理解できるようにした。一般のプログラミング言語の名前による表現、数列と記号による表現と2次元形状表現、3次元形状表現の比較実験によって、提案のジグソーパズル的表現が有効であり、3次元形状表現は規則が覚えやすいことを示した。また、このことは、主観的評価によっても裏付けられた。 また、没入型仮想現実感システム内でのプログラミング要素等の仮想物体の操作性を向上させるために、手を利用したインタフェース技法を研究し、仮想ギアボックス利用、手と仮想ギアボックスの併用、ウィジェットを用いない自動調整機能を有する手のみによる直接操作を研究した。実験的評価によって提案の方法が、従来の方法も優れていることを示した。 上記に加えて、非侵襲的でアンビエントな情報提示を行うために芳香フィードバックの研究、さらに、遠隔地の仮想環境を結んで協調的な作業を効率的に行うために、没入型環境の実写ステレオ映像のIPv6マルチキャストによる多地点間伝送についても研究開発を進めた。
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