研究分担者 |
小林 登志生 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (20186753)
加藤 浩 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80332146)
川淵 明美 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (30195135)
仁科 エミ メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (20260010)
西森 年寿 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助手 (90353416)
|
配分額 *注記 |
13,800千円 (直接経費: 13,800千円)
2004年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2003年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2002年度: 7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
|
研究概要 |
本研究の目的は,国際ブロードバンド回線による同時双方向遠隔授業での国際間単位互換の実効性に関する技術的,教育的要件について実証的な実験を行い,成立するための条件と適正な運用方式に関する知見を得ることにある. 研究組織は,早稲田大学,メディア教育開発センター,東京都立科学技術大学,北海道大学,米国スタンフォード大学およびアラスカ州立大学フェアバンクス校の各所属の研究者よりなり,調査研究および実験実施研究を並行して行った. これまで平成14年度から平成16年度にかけ,北海道大学とスタンフォード大学の間で数回の実験を重ねてきた.また平成15年11月には,情報処理教育研究集会の特別セッション「eラーニング」の中で遠隔教育デモンストレーションを実施した.デモンストレーションでは、北海道大学のDale Harris教授(情報基盤センター客員教授)によるスタンフォード大学の大学院生との遠隔ゼミを実施した。また,それに先立ち、北海道大学の英語クラスとスタンフォード大学の日本語クラス(Lipton Okano講師)との異文化コミュニケーション授業を行った. 平成15年12月18日には本研究課題に関する<日米「遠隔教育」国際シンポジウム>「外国語教育における遠隔教育-ブロードバンド時代の教授法変革を求めて-」を北海道大学で開催した. 平成17年1月18日には新たに北海道大学とアラスカ州立大学フェアバンクス校の間で,同時双方向遠隔授業により実現できる映像主体の日米異文化コミュニケーション実験を実施した.題材は「二人の人間の距離」並びに「今,ポケットに何を持っているか」などを取り上げた.参加した両大学学生は高臨場感の効果による参加意識の高さが確認された.
|