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教師・保護者と高機能広汎性発達障害をもつ生徒との会話への語用論的アプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 14380098
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教科教育
研究機関金沢大学

研究代表者

大井 学  金沢大, 教育学部, 教授 (70116911)

研究期間 (年度) 2002 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2002年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード高機能広汎性発達障害 / 語用障害 / インターベンション / アスペルガー障害 / 高機能自閉症 / 語用論 / 会話分析 / 国際情報交換 / 連合王国 / コミュニケーション障害
研究概要

本年度の主要な研究実績は以下のとおりである.
1.14,15年度に引き続き,金沢,大阪,名古屋において高機能広汎性発達障害をもつ子ども10ケースを対象にして,保護者・教師との会話資料を収集し,不適切な言語行為,会話の原則の違反,談話管理の困難,推論伝達の失敗など,語用障害による会話の崩壊部分を抽出し,分類した.
2.異文化比較の視点から研究をすすめるため,台湾において同様な資料を収集した.
3.上記資料に基づき,語用障害のタイプと崩壊機構を特定し,その修復のために用いられた補償戦略とその効果について検討した.
4.これらの資料と結果は,高機能広汎性発達障害児へのインターベンション技法として意義あるものと考えられた.
5.また,これらの資料と結果は,大人の語用障害においても,その補償を促す可能性があることが示唆された.
6.以上の研究成果は,日本コミュニケーション学会(2004.5,松山)および日本特殊教育学会(2004.9,東京)で発表した.

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 大井 学: "語用障害の補償から学びへ"教育と医学. 603. 12-20 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 大井 学: "高機能広汎性発達障害をもつ中学生と教師との会話における崩壊と修復"コミュニケーション障害学研究. 20, 3. 161-161 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Manabu Oi: "Failure in Attaining Adult's Comprehension of Intentions in Japanese Children with Severe to Profound Mental Retardation"Journal of Multilingual Communication Disorders. 2.2(印刷中). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 大井 学・大井佳子: "子どもと話す:心が出会うINREALの会話支援"ナカニシヤ出版. 192 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 大井 学: "誰かお水を運んできてくれるといいんだけどな:高機能広汎性発達障害へのコミュニケーション支援"聴能言語学研究. 19・3. 224-229 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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