研究課題/領域番号 |
14380175
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
前川 守 電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 教授 (10126162)
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研究分担者 |
中山 健 電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 助手 (40296348)
小林 良岳 電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 助手 (20345424)
大須賀 昭彦 (株)東芝, 研究開発センター, 主任研究員 (90393842)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
11,800千円 (直接経費: 11,800千円)
2004年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2003年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2002年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
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キーワード | 汎セキュリティ / システム設計法 / システム記述言語 / モジュール依存関係 / ソフトウェアコンポーネント / 仕様抽出 / 協調性信頼性評価 / 汎セキュリティー / 協調的信頼性評価 / システム解析 / ファイルシステム |
研究概要 |
本年度は、次の事項を行うとともに、これまでの研究を総括した: 1.ソースコードおよび実行過程の観察に基づいた汎セキュリティー仕様推測支援システムオブジェクト指向言語Javaで書かれたプログラムを対象として、ソースコードおよび実行過程の観察に基づき、インタラクティブに仕様を推測するプロトタイプシステムを完成させ評価を行った。仕様の表現は、記述力の豊かさという観点だけでなく、人間の理解し易さも重視した。実装はJavaの開発統合環境であるEclipseのプラグインとして行い、実行過程の観察にはアスペクト指向のツールを援用した。 2.ソフトウェア・コンポーネントのための用例蓄積・検索システムソフトウェア・コンポーネントを組み合わせてシステムを作成する場合を想定し、多数の既存コンポーネントを有効に活用するための支援システムを完成させ、評価を行なった。自然言語による機能説明書への依存を低減し、利用者に使用意図(作成しようとするシステムの仕様)を初期段階から形式的に表現させる負担を軽減することを目標とした。コンポーネントの典型的な使用例を蓄積し、種々の条件で検索・提示することで、意図された機能を容易に把握できるようなインタラクティブな環境を提供した。 P2Pを利用したソフトウェア・モジュールの信頼性情報の協調的共有機構いわゆるプラグインやドライバなどの信頼性情報を、多くの個別のシステムにおける障害履歴を協調的に収集・解析するための基盤となる機構を設計・実装した。
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