研究課題/領域番号 |
14380176
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高橋 豊 京都大学, 情報学研究科, 教授 (00135526)
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研究分担者 |
河野 浩之 南山大学, 数理情報学部, 教授 (70224813)
川原 稔 愛媛大学, 総合情報メディアセンター, 助教授 (50224829)
笠原 正治 京都大学, 情報学研究科, 助教授 (20263139)
増山 博之 京都大学, 情報学研究科, 助手 (60378833)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
14,700千円 (直接経費: 14,700千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2003年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
2002年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
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キーワード | コンテンツ配信 / QoS / パケットロス確率 / オーバレイ・ネットワーク / リアルタイム / トラヒック / インターネット / 性能評価 / ストリーミング / ARQ / FEC / P2P / 自己組織化アルゴリズム / 実時間トラヒック / 動画像 / モデル化 |
研究概要 |
・動画像の実時間配信にトラヒックの長時間依存性が与える影響を定量的に評価した。 ・セルラー型ネットワークにおいて音声を優先しながらも空き帯域をデータ送信に有効利用する回線制御方式を提案し、パケット廃棄確率、送信遅延、呼損確率を導出した。 ・モバイル環境下でBluetoothがコンテンツ配信の最終段で介在する際の通信品質を評価するために、ポーリング・モデルにより、数学的モデル化を行い、送信遅延・スループットなどの性能評価量を解析的に導出した。 ・XORを基本的演算にした種々のFECの性能を数学的に解析した。各XORを取る際のシンボル数およびその分布、この演算によりメタ・コンテンツを生成するときの冗長度と複号に成功する確率の関係を誤り確率および廃棄確率をも考慮して、解析的に導出した。 ・リアルタイム・コンテンツ配信における送信誤り,ビット廃棄に耐性のある,FECとARQの長所を活用したハイブリッドFEC/ARQ方式を開発し、モデル化と性能解析を行った。 ・オーバレイ・ネットワークを活用した自律分散機能を有する配信技術の開発を目指して,配信ネットワークの自律的自己組織化アルゴリズムを開発し、その有効性を示した。 ・輻輳による遅延を考慮に入れたプレイアウト時間およびバッファ容量の設計法の開発を目指して,これら評価量を求めるためのモデル化と性能評価手法を開発した. ・オーバレイ・ネットワークで、トラヒック量・ピア間のホップ数・RTTの推定のための基盤技術を開発し、実際のネットワークでのデータを用いて実証実験を行った。 ・リアルタイムで双方向送受信する大規模多人数参加型サービスにおいて,ユーザが利用するマシンにサーバ機能の一部を委譲することによって,サーバ負荷を分散させる構成法を提案した.
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