研究課題/領域番号 |
14380339
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
多賀谷 光男 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (30179569)
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研究分担者 |
初沢 清隆 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (20256655)
長浜 正巳 東京薬科大学, 生命科学部, 助手 (60281169)
谷 佳津子 東京薬科大学, 生命科学部, 助教授 (40266896)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
14,400千円 (直接経費: 14,400千円)
2003年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
2002年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
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キーワード | 小胞体 / 膜融合 / 小胞輸送 / 細胞周期 / アポトーシス |
研究概要 |
NSF-α-SNAP-SNAREs複合体は、小胞とターゲット膜の融合に関わるタンパク質複合体である。申請者らは小胞体に存在するsyntaxin 18(以下syn18)を発見し、このタンパク質がZW10(紡錘体形成チェックポイントに関与)、RINT-1(G2/M期の進行に関与)、BNIP1(アポトーシスを誘導するBH3-onlyタンパク質の一つ)と結合していることを明らかにした。本研究の目的は、Syn18複合体(膜融合装置)と細胞周期・アポトーシスのクロストークを解明することである。2年間の研究で以下の成果が得られた。 1)各成分のタンパク質間相互作用 酵母two-hybrid系を用いて、syn18とp31、RINT-1とZW10、RINT-1とBNIP1がそれぞれ相互作用していることを明らかにした。また、RINT-1、ZW10、p31はサブコンプレックスを形成していることを示した。 2)ZW10の小胞輸送への関与の証明 過剰発現、抗体の微量注入、RNAi法を使って、間期においてはZW10が小胞体とゴルジ体間の小胞輸送に関与することを証明した。 2)BNIP1の小胞体膜融合への関与 BNIP1が小胞体膜融合に関与し、BH3ドメイン内のよく保存されたロイシン残基(Leu-114)がα-SNAPとの結合に必須であることを示した。この結果から、α-SNAPはBH3ドメインに結合してBNIP1のアポトーシス誘導能を抑制することが予想された。実際、α-SNAPの大量発現細胞においては、アポトーシスが抑制されていた。
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