研究課題/領域番号 |
14380360
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
五嶋 良郎 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (00153750)
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研究分担者 |
桂 勲 国立遺伝学研究所, 教授 (00107690)
小倉 顕一 横浜市立大学, 医学部, 助手 (20326028)
中村 史雄 横浜市立大学, 医学部, 講師 (10262023)
衣斐 督和 横浜市立大学, 医学部, 助手 (10336539)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
17,000千円 (直接経費: 17,000千円)
2003年度: 8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
2002年度: 8,800千円 (直接経費: 8,800千円)
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キーワード | ドーパ / 伝達物質 / 受容体 / G蛋白質 / 線虫 / 咽頭運動 / 化学受容 / アフリカツメガエル卵母細胞 / L-ドーパ / 神経伝達物質 / GPCR / 知覚神経 / G蛋白連関型受容体 / アミノ酸 / 生理活性物質 / パーキンソン病 / ドパミン |
研究概要 |
我々はアフリカツメガエル卵母細胞発現系において線虫cDNAライブラリーより、ドーパ受容体候補分子CeDOPARを同定した。CeDOPARはそのアミノ酸配列から7回膜貫通型のG蛋白連関型受容体に属することが判明した。この受容体を発現する卵母細胞系においてドーパはpMにおいて、L-スレオードプスはmMにおいて電流応答を示すことが碓認された。CeDOPARの抗体を作製し、線虫個体の免疫組織化学を行った結果、CeDOPARの発現は線虫の発達の段階において大きく変動することが判明した。成虫における発現部位の一つはM1神経に近接する細胞であり、このM1神経は咽頭運動の制御に関わることが示唆されている。線虫をドーパを含むプレートにのせると、線虫の咽頭運度は亢進し、この効果はCeDOPARのRNAiにより抑制された。この結果は、同受容体候補分子がドーパの応答を媒介する受容体分子であることを示唆する。現在、CeDOPARに対するリガンドの検索を行っている。
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