研究課題/領域番号 |
14380409
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
川上 浩良 東京都立大学, 工学研究科, 助教授 (10221897)
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研究分担者 |
長岡 昭二 東京都立大学, 工学研究科, 教授 (30254147)
窪田 倭 聖マリアンナ医科大学, 第一外科, 教授 (20075500)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
10,300千円 (直接経費: 10,300千円)
2004年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2003年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2002年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
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キーワード | 金属ポルフィリン / 人工SOD / ナノキャリヤ / 虚血再還流 / フリーラジカル / 抗がん剤 / 抗酸化剤 / 糖鎖 / 虚血再潅流 / SOD活性 / ミトコンドリア / In vivo評価 / 活性酸素 |
研究概要 |
好気性生物の細胞は様々な細胞内小器官(オルガネラ)より構成されているが、その中でミトコンドリアはATP産生や電子伝達を行うといった生理機能の面において特に重要なオルガネラとされている。またミトコンドリアは細胞内酸素の90%以上を消費している一方、常に酸素代謝により常に活性酸素種を産出している。従って、ミトコンドリアに集積でき、そこで発生するO_2^-を選択的に消去することができる抗酸化剤を創製できれば、生体内でより効果的な抗酸化効果が期待できる。 我々は申請課題により以下の点を明らかにしてきた。 1 SOD活性を有する新規帰属ポルフィリン錯体を合成した。SOD活性がポルフィリン構造に強く依存することを明らかにした。また、ミトコンドリアへの高い指向性を獲得するため、ポリフィリン錯体へミトコンドリア移行シグナル(MLS)を修飾したミトコンドリアへの局在化を目指したポルフィリン錯体の合成した。 2 多電子還元型新規ポルフィリン含有キャリアを合成した。具体的には、O_2^-消去酵素SODモデル化合物のカチオン性マンガンポルフィリン錯体(Mn-porphyrin)を用い、H_2O_2消去活性とPEG鎖による長い血中滞留時間を有するPEG-catalaseをキャリヤとし、これにこのMn-porphyrinを結合させた新規キャリヤを合成した。得られたMn-porphyrin含有PEG-catalaseキャリヤの生体内抗酸化機能を検討した結果、Catalaseキャリヤによるin vitro, in vivo ROS由来疾患への極めて有効な結果を出された。
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