配分額 *注記 |
11,900千円 (直接経費: 11,900千円)
2004年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2003年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2002年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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研究概要 |
1 日中共同研究者による相互訪問調査 日本側からは,8月に研究代表者及び研究分担者が訪中し,農村及び農業の現状,農村部における製造業の現状について調査と資料収集を行った。中国からは,海外共同研究者が10月に訪日し,北海道内において農産物の販売加工施設,農家,農協,生協等の視察調査を行った。また,10月には,日中共同研究者による中間報告会を開催した。 2 中国における女性労働力問題に関する研究 中国農村の余剰労働力の過半を占める女性労働力の都市部への移動の可能性を探るため,各種統計資料から年齢階層別構成比の変化とその要因について分析するとともに,中国企業の実態調査により実証を行った。その結果は,2004年9月熊本で開かれた経済統計学会第48回全国研究総会において報告を行った。 3 日本における外国人研修・技能実習制度の現状と課題に関する研究 北海道における水産加工をはじめとする製造業における外国人研修・技能実習生の実態調査,受入団体に対する実態調査に加え,中国における送出機関に対する実態調査から,外国人研修・技能実習制度の現状と課題を分析し,提案を行った。 4 所得格差に関する研究 中国において深刻な問題となっている都市と農村の所得格差の実態を明らかにするため,基礎的な統計手法について分析を行った。 5 最終報告書の作成及び印刷 日中の共同研究者による3ヵ年の調査成果を報告書としてとりまとめ,印刷製本し,関係機関に配布した。
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