研究課題/領域番号 |
14405016
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
系統・分類
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研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
山本 啓之 独立行政法人海洋研究開発機構, 極限環境生物圏研究センター, グループリーダー (30182645)
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研究分担者 |
加藤 憲二 静岡大学, 理学部, 教授 (70169499)
千浦 博 国際基督教大学, 教養部, 準教授 (00103698)
花田 智 産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門, 主任研究官
鎌形 洋一 産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門, 主任研究官
平石 明 豊橋技術科学大学, エコロジー工学系, 教授 (40283486)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
2003年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2002年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | thermophiles / chemosynthesis / photosynthesis / Virus / biogeography / phylogeny / New Zealand / Australia / hot spring / quinone / 16S rRNA |
研究概要 |
New Zealandでは、H.Morgan(University of Waikato)の協力により、Orakei Korako、Wai-O-Tapu、Waimanguの源泉より試料を採集した。温泉は、水温50-93℃のpH3-7で硫化水素濃度は低く(3ppm以下)、ガス発生の頻度が高いことを特徴とした。微生物マットでは、光合成細菌が優占し、複数種がマットを構成していた。また熱水試料からウイルス粒子の検出分離をすることができた。Australiaでは、B.Patel(Griffith University)とQueensland州政府のJ.Chavasse(Department of Natural Resources and Mines)の協力によりGreat Artesian Basin深層井戸より試料を採集した。井戸から噴出する熱水は、61-87℃でpH7-8、硫化水素は検出限界以下を示した。熱水および微生物マットを試料として採取した。 好熱性微生物の系統を解析した結果、光合成細菌には地域特異性は認められないこと、細菌や古細菌では固有のクローンが存在するも大きな系統群を形成するには至らない、ことなどが判明している。
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