| 研究課題/領域番号 |
14405029
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 海外学術 |
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| 研究分野 |
応用動物科学
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| 研究機関 | 名古屋大学 |
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研究代表者 |
並河 鷹夫 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (70111838)
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| 研究分担者 |
万年 英之 神戸大学, 農学部, 助教授 (20263395)
西堀 正英 広島大学, 大学院・生物圏科学研究科, 助手 (80237718)
黒澤 弥悦 前沢町立牛の博物館, 学芸員
山縣 高宏 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 助手 (50242847)
野村 こう 東京農業大学, 農学部, 講師 (60277241)
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| 研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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| 研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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| 配分額 *注記 |
14,600千円 (直接経費: 14,600千円)
2003年度: 6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
2002年度: 7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
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| キーワード | 動物遺伝資源 / 遺伝資源保全 / カンボジア / 在来家畜 / 野生原種 / 家畜化 / 遺伝的多型 / 遺伝分化 / 遺伝子源保全 / 近縁野生種 / 集団遺伝学 |
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| 研究概要 |
予備調査(H14.8.18-25)、1次現地調査(H14.12.19-H15.1.16)及び2次現地調査(H15.12.18-H16.1.14)において、カンボジア各地(18県:provinces)の在来家畜及び近縁野生種の遺伝学的・形態学的データを調査、観察、測定、試料採取及び実験分析によってえた。これらの生データ、資料、試料は他地域・国のそれらと比較解析ができる基礎データ・試料として整理・調整された。カンボジア在来家畜及び近縁野生種を含めた、遺伝資源学的評価、家畜系統史に関する研究をさらにすすめている。牛については、被毛色変異の地理的分布(28140個体)、体尺測定(200個体以上)、血液試料(212個体)の電気泳動法による21遺伝子座の遺伝的変異データをえた。同時に精製DNA試料210個体分以上を調整し保存した。さらに、飼養文化財(牛鈴など)の収集を行い、研究分担者所属の博物館に保蔵した。水牛についても牛と同様に被毛色変異分布(5009個体)、体尺測定(100個体以上)、血液試料を用いた21遺伝子座の遺伝的変異検索(114個体)及び精製DNA試料の調整をした。在来山羊、在来豚/猪、在来鶏/野鶏についても多数個体の形態観察、形態測定、試料採取、電気泳動的遺伝変異検索、精製DNA試料の調整を完了した。これらのデータ及び分析用試料は、カンボジア在来家畜の特性を明らかにするため、アジア諸地域のそれらとの比較解析に活用されることとなる。野生スンクスについては、カンボジア10県で合計136個体の野生個体を採集し、形態測定、繁殖形質の記載DNA用組織試料の調整を行った。予備調査及び1次現地調査で得られた個体についてmtDNAのRFLP解析をした結果、カンボジア野生スンクスはベトナムとアジア島嶼の集団に類似することが判明した。一方、ミャンマー集団と比較すると遺伝的分化が明らかに認められた。
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