研究課題/領域番号 |
14510022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
大形 徹 大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (60152063)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 仙人 / 神仙 / 仙図 / 仙の文字 / 魂 / 博山炉 / 莊子 / 崑崙 / 列仙図 / 『列仙伝』 / 『荘子』 / 厚葬 / 薄葬 / 神仙思想 / 鯤 / 千人 / 祠 / 神人 / 図画 / 老子 / 祖霊 / 僊 / 仙 / 僊人 / 黄帝 / 呂尚 / 芝草 / 蓬莱山 / 香 / 死 |
研究概要 |
神仙思想の仙人の起源は、秦・漢時代の死生観の変化に由来すると思われる.仙人は、たんに長生きした人ではなく、むしろ、本来は死者であり、死者の魂の永世という観念が屈折して、肉体も不死であるという仙人が生み出されてきたのであろう。この内容に即して、以下のような考察をおこなった。 一、僊の文字と魂 ・死についての文字学的考察-魂と骨の観点から- ・厚葬と薄葬-神仙思想の観点から- ・「仙」と「僊」-神仙思想の形成と文字の変化- 二、列仙図と列仙傳: ・祀られる仙人-列仙図をめぐって- ・『列仙傳』の仙人-黄帝・関尹子・涓子- 三、蓬莱山と博山炉 ・博山炉と香-蓬莱山との関わりから- 四、崑崙山と渾沌 ・『荘子』にみえる北と南と中央 五 房中術の精気 ・房中術の精気と鍼灸の精気 これらは、いずれも、神仙思想の生み出される基盤を形成していたと考えられる。
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