研究課題/領域番号 |
14510211
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
片瀬 一男 東北学院大学, 教養学部, 教授 (30161061)
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研究分担者 |
秋永 雄一 東北大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (90212430)
古賀 正義 中央大学, 文学部, 教授 (90178244)
木村 邦博 東北大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (80202042)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 社会意識 / 社会階層 / 社会化 / アスピレーション / 教育アスピレーション / 職業アスピレーション / 性別役割識 / 価値志向 / 規範意識 / 学習意識 |
研究概要 |
2003年11月から12月にかけて「教育と社会に対する高校生の意識:第5次調査」を実施した。そして、このデータをもとに分析を行い、2005年3月に報告書を作成した。報告書では、次のようなテーマをもとに、分析を行った。 1.第1に、高校生の進路志望(教育・職業アスピレーション)や教育達成など教育をめぐる高校生の意識や実態をとりあげ、それがどのような要因に規定されているのか分析した。この分析においては、高校生の出身階層となる親の地位が、彼らの進路志望や教育達成に与える影響、さらには父母の結婚類型が子どもに及ぼす影響などが明らかになった。またフリーターの問題も、進路意識や規範意識(校則意識)との関連で扱った。くわえて、「アノミー型アスピレーション」という現代の高校生に特有の進路志望のあり方についても、それが形成されるメカニズムが明らかなった。 2.第2に、高校生が現代社会をどのように認知し、また評価しているのかについて検討を加えた。ここでは、不公平感や学歴社会イメージ、性別役割意識といった高校生の社会意識が、家族や学校においてどのように形成されているのか分析を行った。 3.第3に、この17年間の宮城県の高校教育の変容についても触れた。そして、いくつかの高校を事例として選んで、いわゆる「進路多様高」の成立経過や、仙台における女子教育の変容について時系列的な分析を行った。
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