研究課題/領域番号 |
14510292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
大場 淳 広島大学, 高等教育研究開発センター, 助教授 (50335692)
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研究分担者 |
山野井 敦徳 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (80019067)
羽田 貴史 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (90125790)
山本 眞一 筑波大学, 大学研究センター, センター長・教授 (10220469)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 大学職員 / 教員外職員 / 大学経営 / 職員開発 / SD / 専門職団体 / プロフェッショナル / キャリア開発 / 高等教育職員 / 大学管理運営 / 高等教育職員開発 / 大学職員開発 |
研究概要 |
本研究は、18歳人口の減少、国際化、情報化など、大学が置かれている環境が大きく変化し、大学の管理運営・経営の抜本的な改革が求められる中で、大学の教員外職員(大学職員)の在り方に関しての研究が不可欠であるとの認識で着手したものである。すなわち、今日、多くの大学で経営は専門性を欠いており、経営の専門家たるべき職員の関与の度合いも低く、他方大学職員には必ずしもそれに必要な能力開発の機会も担保されていない。そのような体制の下では、現在必要とされている戦略的な大学経営の実現は極めて困難であり、環境変化に対応することも不可能であろうと考えたからである。 本研究は、大学の教員及び大学職員が管理運営・経営に関して、どのような組織に属し、いかなる役割を果たし、どのように大学の意思決定に関わっているかを解明し、大学が戦略的に経営を行っていく上での問題点を明らかにし、大学の管理運営・経営に従事する人材の育成方策、具体的には大学職員の職能開発の在り方等についての研究を、国外事例との比較をしながら行うこととしたものである。 調査は、先行研究に基づく文献の読解、インターネットによる資料収集、アンケート調査、国内外の大学や専門職団体等を訪問しての聞き取り調査等によって行った。それに基づき、成果報告書においては、関連する概念の整理や大学職員の置かれた状況、大学職員についての研究動向、教職員の専門職化の動きについて整理し、その上で、大学職員のキャリアやその専門職化の方向について考察し、大学が戦略的経営を行うための職員活用・能力開発についてに検討を行ったところである。また、国内私立大学での職員専門職化に関する調査、国内外大学や専門職団体、職員養成学校等の調査訪問の記録も含まれている。
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