配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
研究概要 |
前年度に引き続いて「内地人」学校の事例研究を重ね,都合11校(小学校3,中学校4,高等女学校・実業学校・師範学校・専門学校各1校)となった。資料不足のため,朝鮮における高等女学校の最高峰であった京城第一高等女学校を欠いたことは残念であったが,小学校から専門学校まで,代表的な「内地人」学校をほぼ網羅することができた。 事例研究が一応まとまるたびに,これを当該校の卒業生(「連翹麹の会<旧京城公立小学校の会>」,「ニュー釜山会<旧釜山公立小学校の会>」の主要メンバー)に送付し,叱正を願った。その結果,表現を修正したことも少なくない。 事例研究の蓄積を踏まえて,旧韓国時代から植民地期にかけての「内地人」学校の展開を概括し,これを研究の総論として位置づけた。 報告書は,朝鮮における「内地人」教育史の集大成として,これまでの研究史の空白を埋めるものとなった。その構成は次のとおりである。 第I部概説 第1章旧韓国における居留邦人の教育 第2章植民地朝鮮の「内地人」教育 第II部「内地人」学校の事例研究 第3章釜山第一小学校,第4章京城日出小学校,第5章釜山第六小学校,第6章京城中学校,第7章釜山中学校,第8章龍山中学校,第9章大田中学校,第10章平壌高等女学校,第11章釜山第一商業学校,第12章京城師範学校,第13章京城高等商業学校
|