研究課題/領域番号 |
14510308
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 東京家政学院大学 |
研究代表者 |
佐藤 広美 東京家政学院大学, 大学院・家政学部, 助教授 (20205959)
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研究分担者 |
佐藤 修司 秋田大学, 教育文化学部, 助教授 (70225944)
高津 芳則 大阪経済大学, 人間科学部, 教授 (90206772)
佐藤 隆 都留文科大学, 文学部, 教授 (70225960)
谷 雅泰 福島大学, 教育学部, 助教授 (80261717)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 教師の子ども観 / 植民地 / 教育時論 / 生活綴方教師 / 子どもの権利 / 家永教科書裁判 / 恵那の教育 / 進路指導 / 教育判例 / 生活綴方 / 明治期教育雑誌 / 石田和男 |
研究概要 |
最終年度は、研究分担者のそれぞれの研究課題の報告のための合宿を数度行った。とくに、近代日本において「教師の子ども観」に焦点をあてた研究がまだ少ないことが共通理解として得られた点が大きい。教師の子ども観という視点による「通史」のための重要な成果が得られたと思われる。各分担者の研究成果は、以下の目次の通りである。 また、恵那の生活綴方教育をになった教師へのインタビューの記録をまとめた。長年生活綴方教育をになってきた教師とそれを受け継ぐ現在の教師の「子ども観」を対比させることができた記録となったことが重要と思われる。 報告書の目次は、以下の通りである。 第1部 論文編(60頁) 明治期の教育雑誌にみる子ども観-『教育時論』を対象に- 谷 雅泰 朝鮮植民地時代における教師の子ども(朝鮮人)観-『文教の朝鮮』を中心に 佐藤広美 1950年代の国民教育運動と恵那の教師の教育認識 佐藤 隆 子どもの権利に関する一考察-子どもの権利条約を中心に- 佐藤修司 教育裁判における子ども観-家永教科書裁判・地裁編を素材に- 高津芳則 第2部 インタビュー資料 恵那の生活綴方教師の聞く-教育観・子ども観(67頁) 石田和男先生、丹羽徳子先生、中島芳文先生、田口修先生、田口文集先生、それぞれにインタビューを行い、記録を起こし、整理した。 記録は、高津芳則、佐藤隆、佐藤修司、佐藤広美が担当した。
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