研究課題/領域番号 |
14510315
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 追手門学院大学 |
研究代表者 |
佐々木 英一 追手門学院大学, 人間学部, 教授 (30125471)
|
研究期間 (年度) |
2002 – 2004
|
研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
|
配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
|
キーワード | ドイツ / 職業教育・訓練 / デュアルシステム / 職業専門学校 / 職業教育 / 職業訓練 |
研究概要 |
3年間の研究の結果以下の成果が得られた。 まず第1に、ドイツにおける職業教育・訓練において職業専門学校を中心とする学校型職業教育・訓練が、従来も決して無視できない重要な役割を担ってきたこと、これがデュアルシステムの陰に隠れてこれまで正当に評価されてこなかったことを是正できたことである。 第2に、製造業中心のデュアルシステムに比べて、商業、社会福祉、サービス業を中心的分野としてきた、学校型職業教育・訓練は、第3次産業の伸びに比例して今後ますます重要になってくることが予想されることである。 第3に、学校型職業教育・訓練の発展が、男子中心に発展してきたデュアルシステムとは違い、女子の職業教育・訓練の発展にとって重要な意義を持っていたことを明らかにしたことである。 これらの成果は、以下の形で公表した。 1.2004年10月に九州大学で行われた日本産業教育第45回大会で研究成果の発表を行った。 2.2004年8月に発行された『追手門学院大学人間学部紀要』第17号に研究成果の部をまとめて論文を掲載した。 3.2005年2月には、3年間の研究成果を、「研究成果報告書」として冊子にまとめた。
|