研究課題
基盤研究(C)
本研究は「尾張藩社会」をキーワードに、(1)政治史・経済史・社会史・思想史・文化史を総合的にとらえること。(2)地域的にも尾張・美濃・信濃の尾張藩領と周辺領主の関係を総合的にとらえること。(3)江戸の尾張藩屋敷と江戸城、大坂・伏見・京都の尾張藩屋敷を検討することで、幕藩社会と藩社会の関係を総合的にとらえることを課題とした。このため、関係機関の史料調査を進めるとともに、月一回二報告を原則とした例会で成果報告と討論を行い、その内容を『尾張藩社会の総合研究-平成14年度科研費研究成果報告書』(平成15年3月)『尾張藩社会の総合研究-平成15年度科研費研究成果報告書』(平成16年3月)で公表し、最終年度報告としてこれらをも含めて『尾張藩社会の総合研究-平成14年度〜平成16年度科研費研究成果報告書』(平成17年3月)にまとめ公表した。その例会での研究報告は当該研究期間で62報告に及び、その内容はすべて前記報告書に記録した。また、この研究を踏まえ、岸野俊彦著『尾張藩社会の文化・情報・学問』(清文堂出版・2002年10月)、岸野俊彦編『尾張藩社会の総合研究二』(清文堂出版・2004年3月)の二著を刊行して公表した。前者は、序章「尾張藩社会の文化展開」、第一部「文化・情報と尾張藩社会」、第二部「尾張藩社会の自己認識と思想」、第三部「医療の展開と尾張藩社会」の三部構成で10論文、三補論を収録した。後者は、序章「尾張藩社会研究と本書の課題」、第一部「幕藩社会と尾張藩社会」、第二部「尾張藩社会と尾張・美濃・信濃」、第三部「尾張藩社会の文化展開」の三部構成で14論文を収録した。後者は、2004年7月に大阪諸藩研究会(代表、藪田貫関西大学文学部教授)が書評をし、その後相互討論をするという研究交流会を関西大学で行った。この内容も前記成果報告書に収録した。
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ページ: 190-206
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