研究課題/領域番号 |
14510441
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学(含先史学)
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研究機関 | 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
山崎 信二 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 史料調査室長 (10090375)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 軒瓦の同範関係 / 瓦の移動・搬入 / 出張製作 / 四天王寺住人瓦大工 / 播磨英賀住人瓦大工 / 軒平瓦の製作方法 / 大阪系の瓦 / 瓦生産組織 / 朝鮮系瓦 / 日本式近世瓦 / 播州英賀住人瓦大工 / コビキAとB / 大坂産軒瓦 / 江戸産軒瓦 / 軒機瓦 / 平瓦部凹面の水切り / 御瓦大工寺嶋家 / 葉文・桐文軒瓦 / 大坂式軒瓦 / 江戸式軒瓦 / 軒平瓦凹面の布目痕 / 軒平瓦凹面の木目痕 / 粘土の糸切り / 粘土の鉄線切り / 瓦当裏面 / 瓦当上縁の中央幅広面取り / 同笵照合 / 四天王寺住人 / 軒瓦の同笵関係 / 瓦自体の移動 / 出張製作・出稼 / 軒瓦細部の面取り / 丸瓦の吊り紐と玉縁 |
研究概要 |
1.近世瓦の年代の細分については、中世末期(1500〜1575)、近世I期(1575〜1582)、近世II期(1582〜1591)、近世III期(1592〜1615)、近世IV期(1615〜1657)、近世V期(1657〜1682)、近世VI期(1682〜1724)、近世VII期(1724〜1765)、近世VIII期(1765〜1800)、近世IX期(1800〜1867)の9期に編年した。 2.中世末から近世初頭の瓦生産の重要な役割を果した四天王寺住人瓦大工と播州英賀住人瓦大工のヘラ書き銘を残す瓦について検討を加えた。 3.江戸の前期瓦について編年をおこない、寛永期以降寛文年間までの間に、「静岡県東部から神奈川県支部までの間のいずれかの地域で生産された瓦」が多量に江戸に運ばれたことを明らかにした。
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