研究課題/領域番号 |
14510462
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国文学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
荒木 浩 大阪大学, 文学研究科, 助教授 (60193075)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 夢記 / 随心院 / 和歌陀羅尼 / 明恵 / 密教 / 禅宗 / 顔(仮面) / 海外における日本文学研究 / 顔 / 勧修寺流藤原氏 / 阿字観 / 国際日本文学研究 / 国際報勢交換 |
研究概要 |
本研究の概要は、最終年度の平成16年3月に発行した本研究成果報告書『仏教修法と文学的表現に関する文献学的考察』の「はじめに」に於いて詳論した。またその研究内容については、同報告書に論文等の形で結実させた。よって、以下に報告書目次を摘記し、ひとまずその説明にかえる。なお同書には論文を4本(荒木執筆は3本)、資料紹介2本(荒木担当は1本)を掲載したが、すべてこれまで未発表の初出原稿である。 ・はじめに一本研究の由来・目的・経緯・研究推進状況などについて(荒木浩) 一、明恵夢記再読 「明恵『夢記』再読-その表現のありかとゆくえ-」(荒木浩) 二、海外発表のコンテクスト 二-一、和歌陀羅尼説と文学 「『沙石集』と<和歌陀羅尼>説について-文字超越と禅宗の衝撃-」(荒木浩) 二-二、中世日本の二重の顔 「中世の二重の顔-宝誌和尚像から落語まで-」(荒木浩) 三、寺院調査と文献研究 「持戒清浄印明」における相承と展開(中山一麿) 「醍醐寺蔵『菅芥集』について-付翻刻」(中川真弓) 「〔影印〕随心院本『寓言鉛』」(荒木浩) 以上本文143ページ。 また、本研究の関連研究の一つであった小野随心院研究は、一部を大阪大学文学研究科共同研究として展開、再組織し、また本科研とその共同研究を止揚して、平成17年度〜19年度の計画で、基盤研究B「小野随心院所蔵の文献・図像調査を基盤とする相関的・総合的研究とその展開」をスタートさせる。
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