研究課題/領域番号 |
14510479
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国文学
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研究機関 | 国文学研究資料館 |
研究代表者 |
小川 剛生 国文学研究資料館, 文学資源研究系, 助教授 (30295117)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2002年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 二条良基 / 仮名日記 / 朝廷 / 儀式 / 記録 / 王権 / 室町幕府 / 有職故実 / 高倉院厳島御幸記 / 源通親 / 飛鳥井雅縁 / 姉小路基綱 / 伝本書目 / 蹴鞠 / 宮廷芸能 / 宮廷行事 / 源 通親 / 一条経嗣 / 中世朝廷 / 北山准后九十賀 / 漢文日記 / とはずがたり / 陽禄門院三十三回忌の記 / 衣かづきの日記 |
研究概要 |
1、儀式・饗宴の記録の文化史的意義とその作者の伝記に関する研究 これらを主題とする仮名日記を、どのように同時代の文学史・文化史に位置づけるべきかを考察した。とくに二条良基の作品については著書『南北朝の宮廷誌』に反映させた。また重要な作者として源通親・飛鳥井雅縁・姉小路基綱を取り上げた。その成果としていくつかの論文を公刊した。 2、仮名日記の本文研究とデータ化 鎌倉時代の公宴蹴鞠を物語風に描いた『二老革〓話』を翻刻した。また二条良基の仮名日記の9編のほか、足利義満の治世に関する仮名日記『鹿苑院厳島詣記』『鹿苑院西国下向記』『鹿苑院殿をいためる辞』などあわせて20編近くをテキスト・データ化し、それを基盤におのおのの伝本の書誌的研究を行い、校訂本文を整備した。 3、中世朝廷の儀式・饗宴関係史料の伝本書目稿の編纂 宮内庁書陵部・国立歴史民俗博物館・東京大学史料編纂所に蔵される史料を中心に、平安後期から室町後期までの主な宮廷儀式・饗宴を列挙し、これについての文献資料の有無と所在を一覧できるようにした。 4、成果報告書の編纂と刊行 A4版縦、211頁。内容は以下の通り。 1.論文篇(全7篇) 2.年表篇 3.資料編
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