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英国演劇と生活世界の再編制研究:特に初期近代における中世的要素の再構築に関して

研究課題

研究課題/領域番号 14510519
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 英語・英米文学
研究機関大阪大学

研究代表者

広瀬 雅弘  阪大, 教授 (90181213)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードCroxton Play / 中世演劇 / 英国演劇 / 生活世界 / 電子テクスト / 身体論 / 文化的虚構 / 演劇的言語 / シェイクスピア / コーパス クリスティ / エリザベス朝演劇 / 宗教改革
研究概要

本研究の目的はCroxton Playを一般読者に読解可能なテクストに変換し、これを公表することである。この劇は「キリストの身体」に虚構と密接な関係を持つ劇であるが、半ユダヤ人的偏見と滑稽な笑劇的要素を併せ持つために(聖化されたパンの秘蹟を信じないユダヤ人グループがそれを盗み出して、それを冒涜しナイフを突き刺すと、パンから血が流れ出すという筋立てを持っている)、欧米では詳細な研究の対象とすることを敬遠する傾向にあった。しかし、最近の中性研究により、こうした筋立てを持つ絵画がイタリアにも存在し、今日の人種問題その他を考える上で貴重な歴史的資料であると考えられるようになってきた。
平成15年度はCroxton Playの電子テキスト化を作成した。昨年度は「旧綴り」の電子テクストを完成させたが、本年度はこれを「現代綴り」に変換し、電子テクストを完成させた。これはOEDベースの綴りに変換した。現在では、中世演劇研究は、インターネットを利用した電子テクストが一般化しているが、Croxton Playについては、これが最初の電子テクストであろう。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 広瀬雅弘: "グラスゴー大学日本映画祭の紹介と、2002年度講義に関する報告:あるいは、2003年4月に「おとなしい日本」を論じることの困難"「映像と文化III」言語文化共同研究プロジクト2002 大阪大学言語文化部・大学院言語文化研究科. 34-44 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 広瀬 雅弘: "英国中世演劇研究の展望-一人のエリザベス朝演劇研究者の視点から"言語文化研究. 第29号. 377-396 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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