研究課題/領域番号 |
14510595
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
独語・独文学
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
新野 守広 立教大学, 社会学部, 教授 (00228131)
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研究分担者 |
小島 康男 立教大学, 文学部, 教授 (20062630)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | ベルリン / 演劇 / ドイツ |
研究概要 |
全研究期間4年間中の最終年度にあたる本年度は、過去3年間にわたって収集してきた資料のデータ化とその整理を引き続き行うとともに、分析の結果得られた知見を研究論文、および書籍の形で発表して公刊した。 1.【文献・資料の収集、データの整理】 昨年度に引き続き、ベルリンを中心とするドイツ演劇関係、メディア社会学関係、都市論関係の基礎文献・資料を幅広く収集・購入し、データの整理を行った。また、昨年度に引き続き、ベルリン芸術アカデミーの演劇部門アーカイヴを訪問し、所蔵されている1980年以降の舞台の映像記録を調査した。 2.【研究発表】 研究活動の成果発表は、「11.研究発表」に記載。特に単行本『演劇都市ベルリン』において本研究を総括的にまとめることができた。そこでは、近現代史におけるベルリンの位置づけからはじめて、1989年のベルリンの壁崩壊後の文化状況とそのなかでの演劇の特殊な位置を定式化し、さまざまな舞台例を取り上げてその特徴を論じた。4年間の研究期間を通して80年代の美的完成、90年代の東ドイツ出身の演劇人の破壊的なエネルギー、2000年以降の若い世代のリアリズム回帰というベルリン演劇の大きな変化が明らかになり、これらの具体例を詳述した。
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