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スイス・ロマンシュ語における新語形成と受容プロセスの研究

研究課題

研究課題/領域番号 14510600
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 その他外国語・外国文学
研究機関東京外国語大学

研究代表者

富盛 伸夫  東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (50122643)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードスイス・ロマンシュ語 / 言語接触 / 干渉現象 / ロマンス語的語形成法 / ゲルマン語的造語法 / 新語形成 / 言語意識調査 / 受容のメカニズム / ロマンス語的な語形成法 / ゲルマン語的な造語法 / ロマンシュ語 / 新語 / 語彙調査 / 言語干渉 / 受容プロセス / 語形成 / 言語意識 / 言語政策
研究概要

本研究は、現在近隣の優勢な言語(ドイツ語,イタリア語およびそれらのスイス地域の諸方言)との言語接触下で消滅の危機に瀕し緊急な調査を必要とするスイス・グラウビュンデン州ロマンシュ語を研究対象とし、ロマンス語的な語形成法とゲルマン語的な造語法とが衝突する構造的な干渉現象の分析解明を主な目印としている。
平成14年度には現地の最新のロマンシュ語言語資料を収集するとともに、外国旅費により現地に赴き、スイス・グラウビュンデン州にある財団「ロマンシュ語連盟」の相互研究協力の下で、新しい語彙(neologisms)および表現の創造・生成の観察を行うとともに、新語受容についての聞き取り調査を行った。
平成15年度は、ロマンシュ語話者における新語受容の言語意識を調査し新語形成のメカニズムを解明するために、印刷媒体などの従来のメディアを活用するのみならず、Web上で発信されているロマンシュ語サイトから新語を採集し、基礎コーパスを作成に着手した。デジタル化した言語データから新語生成のプロセスと受容および伝播の実際を考察することことが可能になった。当該年度は特に、言語外的な要素も考察しつつ、ロマンシュ語における新語受容類型の研究を遂行し、報告書を刊行した。現在はこのデータベースをCD-ROMおよびWeb上で公開の段階になっている。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 石井米雄, 千野栄一編: "世界のことば・出会いの表現辞典(ロマンシュ語の部分を分担執筆)"三省堂. 469 (2004)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] ISHI, Yoneo, Chino, Eiichi (editors):: "A Dictionary of Everyday Expressions form the Viewpoint Of Phatic Communication(TOMIMORI, Nobuo, presented the part of Romansh language)"Sanseido, Tokyo. (2004)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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