研究課題/領域番号 |
14510630
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
小野寺 典子 青山学院大学, 文学部, 助教授 (90248899)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 言語学 / 歴史語用論 / 談話標識 / 語用論化 / 主観化 / 間主観化 / 歴史的発達 / 文法化 / 英日語 |
研究概要 |
1.11の項に挙げたOnodera(2004)をまとめ、オランダJohn Benjamins社から出版した。 2.「英日語の談話標識の歴史的発達における(間)主観化(語用論化)」を報告している関連先行研究を明らかにした。 3.「(間)主観性((inter) subjectivity)と社会規範(social norm)の緊密な関係」11の項の論文Onodera(2007)で仮説的に考察した。 4.「subjectification>intersubjectification(主観化)間主観化)という意味変遷の傾向(Traugott 2003)は、日本語の「な」要素の発達においても認められる」ことをOnodera(2007)(11の項)の論文で実証した。 5.「歴史語用論(Historical Pragmatics)という言語学の新分野の成立・守備範囲・特徴」2005年12月の日本語用論学会大会では、日本で初めて歴史語用論についてのシンポジウムが行われたが、招聘講師の一人として「歴史語用論の成立と射程」を発表し、小野寺(2007)論文(11の項)にまとめた。 6.第9回国際語用論会議で行ったシンポジウム研Historical Changes in Japanese : With Special Focus on Subjectivity and Intersubjectivityの成果をJournal of Historical Programatics 8.2.(同名の特集号)としてまとめ、2007年5月に発行する予定である。 7.「日本語における「歴史的意味(機能)変遷研究」の概観を行い、特に文法化・主観化・間主観化に関連する先行研究にどのようなものがあるかを明らかにした。」Onodera and Suzuki(2007)論文(11の項)。
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