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EUからアメリカ合衆国への個人データの移転に関するプライバシー保護原則の研究

研究課題

研究課題/領域番号 14520022
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 公法学
研究機関静岡大学

研究代表者

岡田 安功  静岡大学, 情報学部, 教授 (80283331)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード個人データ / セーフハーバー協定 / 標準契約約款 / OECD8原則 / プライバシー / EU / アメリカ / 個人情報 / 個人データ保護 / プライバシー保護 / 欧州連合 / アメリカ合衆国 / セーフハーバー / 標準契約約款方式 / EU個人データ保護指令
研究概要

「EUからEU圏外への個人データの移転に関するプライバシー保護原則の研究」と題する研究の研究成果は三つの部分から成り立っている。ひとつは、「個人データ保護に関するOECD8原則の今日的意義」という論文にまとめている。この論文は個人データ保護に関するOECD8原則をわが国において十分に確立されなければ、EUから日本への個人データの移転が起こらなくなるという問題意識に基づいて書かれている。私の研究課題は主にセーフハーバー・プライバシー保護原則であり,研究期間の途中で標準契約約款方式を加えたが,これらを実施する前提としてOECD8原則を完全に実施することが不可欠であると確信するに至った。OECD8原則は重要性はこの課題を研究する前から認識していたが,その重要性は当初の想像を上回るものであった。
この研究のタイトルにある「EUからEU圏外への個人データの移転に関するプライバシー保護原則」とは科研費の申請当初はセーフハーバー・プライバシー保護原則を念頭においていたが、研究の進展につれ、標準契約約款方式を含めて考察しなければ日本にとって比較法研究の意味がないと確信するにいたり、研究対象を拡大した。「EUからEU圏外への個人データの伝送に関するプライバシー保護」という論文は比較法的観点から両者を検討し,日本のプライバシー保護が不十分であることを指摘している。
「セーフハーバー協定と公正信用報告法」という論文はセーフハーバー協定が公正信用報告法に与えた影響を検討して,わが国が同様の協定をEUと締結した場合に国内法上生じる問題を探っている。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (10件)

  • [文献書誌] 岡田安功: "セーフハーバー協定と公正信用報告法"クレジット研究. 29号. 154-164 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 岡田安功: "EUからEU圏外への個人データの伝送に関するプライバシー保護"日本法政学会法政論叢. 39巻2号. 85-97 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 中川 淳 編: "現代女性と法"世界思想社. 306 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 中川 淳 編: "現代法学を学ぶ人のために"世界思想社. 312 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Yasunori Okada: "Safe Harbor Agreement and Fair Credit Reporting Act"Consumer Credit Research. 29. 154-164 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Yasunori Okada: "Privacy Protection about Data Transfer from EU to Non-EU"The Japanese Journal of Law and Political Science. No.39-2. 85-97 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 岡田安功: "EUからEU圏外への個人データの伝送に関するプライバシー保護"日本法政学会法政論叢. 39巻2号. 85-97 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 岡田安功: "セーフハーバー協定と公正信用報告法"クレジット研究. 29号(未定). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 岡田安功: "EUからEU圏外への個人データの伝送に関するプライバシー保護"法政論叢. 39巻2号(未定). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 中川 淳: "現代女性と法"世界思想社. 304 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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