研究課題/領域番号 |
14530091
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
大門 正克 横浜国立大学, 経済学部, 教授 (70152056)
|
研究期間 (年度) |
2002 – 2005
|
研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
|
配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | 農民家族経営 / 農村生活 / 生活改良普及事業 / 生活記録運動 / 『岩手の保健』 / 農民家族 / ジェンダー / 農村女性 / 岩手の保健 |
研究概要 |
家族を単位にした経営体、とりわけ農民家族経営を、経営・世帯・生活さらにはジェンダーの視点から総合的に検討することは、日本経済史研究の大きな課題であり、その点を、岩手県を中心にした調査・考察によって考察することが本研究の課題である。科学研究費4年目で最終年度の今年は、本研究の成果をまとめるべく、岩手県における農民家族経営に関連する研究を、以下の(1)〜(5)にわたって進めてきた。 1.戦後の生活記録運動に関係した史料の最終調査を北上市立中央図書館で行った。 2.和賀町(現北上市)は、戦後に生活記録運動・生活改良普及事業が盛んだった地域である。今年度は、同町の関係者から聞き取りの補充を行った。 3.戦後の東北農業試験場において農村生活研究を担った山岸正子の歩みと研究内容について分析を進め、今年度論文として発表した。 4.「農業労働の変化と農村女性--20世紀日本の事例」という論文を発表し、そのなかに本研究の成果を反映させた。 5.以上の調査研究と関連して、西日本における農村女性の出産と労働に関連した論文を発表した。
|