研究課題/領域番号 |
14540048
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
代数学
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
村田 玲音 明治学院大学, 経済学部, 教授 (30157789)
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研究分担者 |
北岡 良之 名城大学, 理工学部, 教授 (40022686)
岡崎 龍太郎 同志社大学, 工学部, 専任講師 (20268113)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 余剰位数 / 余剰指数 / 原始根に関するArtin予想 / 指標和の評価 / 剰余指数 / 剰余位数 / 原始根に関するArtinの予想 |
研究概要 |
自然数aをとり、pを奇素数(ただしpはaを割らないとする)、a (modp)の剰余位数をD_a (p)と書き、剰余指数を1_a (p)と書くことにする。 aを固定して素数Pを動かすと、1_a (P)もD_a (P)も奇素数全体の集合Pから自然数全体の集合Nへの写像になっていることが知られているが、特にD_a (P)の性格についてはほとんど何も知られていない。 写像D_a (p)はN全体を"非常に薄く"覆うので、手がかりがつかみにくいのである。 以上のような事実を踏まえた上で、今回我々は剰余位数の分布問題に関して次のような研究を行った: I 値域として、1自然数集合Nの中の剰余類s (mod t)をとった場合 II 値域として、素数集合Pをとった場合 Iについては、漸近式#{p≦x ; D_a (p)≡s(mod t)}〜Δ_a (s, t)π(x)、の存在を証明することができ(ただし一般リーマン予想を仮定する)、さらに、 (1) 係数Δ_a (s, t)の値がeffectiveに求まる. (2) tを固定して、これらの係数をsに関する数論的関数と見た場合、非常に挙動が不規則である といった事実が分かった。 またIIについては、漸近式より弱く#{p≦x ; D_2(p)∈P}《x (log x)^(-2)が得られた。これは上からの評価を与える式だが、有名な『2p+1型素数に関する予想(未解決)』を仮定すると、上の評価式に関して下から同じorderで評価することができ、即ち上の評価はbest possibleであることが分かる。
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