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分子アニオンの回転遷移の検出とその周波数測定

研究課題

研究課題/領域番号 14540468
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 物理化学
研究機関富山大学

研究代表者

松島 房和  富山大学, 理学部, 教授 (40142236)

研究分担者 高木 光司郎  富山大学, 理学部, 名誉教授 (60018976)
森脇 喜紀  富山大学, 理学部, 助教授 (90270470)
小田島 仁司  富山大学, 理学部, 助教授 (50233557)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワード分子 / 分光学 / レーザー / 遠赤外 / 回転スペクトル / 負イオン / アニオン
研究概要

本研究の目標は,我々が開発してきた波長可変遠赤外分光計を用いて,これまで測定例の少ない分子アニオン(マイナスの電荷を持った分子イオン)の回転スペクトルを検出し,その周波数を精度よく測定することであった。様々な工夫で実験を進めた結果,今回見事にOH^-イオンのスペクトルを測定することができた。具体的には,OH^1のJ=1←0,2←1,3←2,4←3線を測定し,これまでの振動回転遷移のデータと合わせて精度のよい分子定数を決定することができた。また,これらの線を使って実験条件の最適値を探し今後の測定の基礎固めを行った。
当初の計画ではOH^-の検出に成功したらば引き続き他のイオンもいくつか測定する予定であったが、あいにく校舎の改築の時期に当たったため,2年間のうちの半分は分光装置の解体・保管・移転・再構築というプロセスに時間をとられてしまった。それでも残った時間のうちに何とかイオンの検出に成功し、他のイオン測定の確かな足がかりを築くところまで達成できた。

報告書

(3件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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