研究課題
基盤研究(C)
1.相変態を伴う粒子分散系複合材料の熱応力焦点化現象の解明マイクロメカニックス解析により相変態をする一個の球状粒子を含む弾性複合材料が衝撃的に加熱された場合、球状粒子内に熱応力焦点化現象が生じ、これを軽減する形でeigenひずみによる応力焦点化現象が生ずる。この現象を波線法を用いて厳密に解析した。そして、相変態ひずみでの球状粒子を含む弾性複合材料が相変態が生じだ場合、球状粒子内の相変態応力焦点化現象による相変態応力波の波動現象による応力焦点化現象を解明し、母材内の周期的な波動現象の干渉効果を厳密に解析した。そして、この研究成果を2004年度IUTAMなどで講演し、好評を博した。2.相変態を伴う熱応力焦点化現象の解明と耐熱衝撃材料の開発球が急激に加熱されると焦点化現象を生ずる。これが球状介在物中で生ずると材料破壊の原因になる。静的な場合のジルコニウム球状粒子分散系複合材料による破壊の形態は、粒界破壊が多く発生するが、動的な場合、球状粒子の中心で破壊する粒内破壊が多くなる。そこで、実験で熱応力焦点化現象を証明することを試みた。そのために実験に即した解析の必要性から、レーザー加熱による熱応力の焦点化解析を行い、2005年度ウイーンで開催された熱応力国際会議で講演した。3.YAGレーザーを用いた球状粒子の実験的検証について透明なガラス製微小棒を作成それに黒色塗料を塗布する。次に、YAGレーザーにより、棒状試験片に熱衝撃を加える。この熱衝撃による波動現象は、棒状内を伝播しその波動現象を解析する。さらにこれを応用して、球状ガラス試験片を作成し、その表面を黒色塗装し、それにレーザーで熱衝撃を加える。熱ひずみは、球状粒子の中心部まで達する穴に立てられた導波管先端の超小型AEセンサーにより計測され、コンピューターにより解析される。計測された球状粒子内の熱応力の焦点化現象により中心部に生ずるひずみエネルギー密度が解析できる。研究成果を日本機械学会M&M講演会等で発表した。
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