• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

広帯域インターネットにおける高品質動画像の多地点間配送方式に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14550397
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 情報通信工学
研究機関(財)電磁応用研究所

研究代表者

三宅 洋一郎  電磁応用研究所, 研究員 (30343750)

研究分担者 小原 啓義  財団法人電磁応用研究所, 研究員 (40063367)
池上 大介  財団法人電磁応用研究所, 研究員
市川 俊一  日本電信電話(株), NTT情報流通プラットホーム研究所, 次世代IP+プロジェクト研究員
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード次世代インターネット / インターネット放送 / マルチキャスト / DiffServ / MPEG / レート制御 / トランスコーダ
研究概要

次世代インターネットにおいて高品質動画像の放送型配信手法を行う手法について以下の二通りのアプローチで検討を行った。
1.DiffServ網におけるマルチキャストのための配送範囲制御機構
通信網における放送型配信で問題となるサーバーにおける処理能力の問題をIPマルチキャストを採用することにより解決し、インターネット上で映像配信を行う際に問題となる映像品質の問題をDiffServと呼ばれるトラヒック優先制御機構を用いて放送の配送範囲を制御することによつて解決する手法を設計し、提案を行った。また、計算機シミュレーションを行うことにより提案手法の特性を示し、インターネット上での高品質の放送が可能なことを明らかにした。
2.ネットワーク遅延の相関に基づくレート制御手法
インターネット上で映像を品質良く受信者に届けるためには、MPEG2で符号化され圧縮された映像をトランスコーダを用いることにより、受信者が受信できる最適なサイズに変換するのが良いことが従来から研究されている。本手法では各受信者からの情報により、ネットワークの状況を判断し、受信者が受信できる最大の映像のサイズを見つけ出し、受信者に届ける手法を設計し提案を行った。また、提案手法をコンピュータ上に実装し実験を行い、提案手法の有効性を示した。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 市川 俊一, 淺谷耕一, 富永 英義: "誤り訂正符号を用いた損失耐性のある階層化マルチキャストレート制御"電子情報通信学会論文誌B. Vol.J86-B No.2. 187-199 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 三宅 洋一郎, 中里 秀則, 浦野 義頼, 富永 英義: "DiffServを用いた範囲制御マルチキャストに関しての検討"電子情報通信学会技術研究報告 ネットワークシステム. Vol.102No.202. 45-50 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 三宅 洋一郎, 中里 秀則, 富永 英義: "DiffServ網におけるMulticastのための配送範囲制御機構の検討"電子情報通信学会技術研究報告 ネットワークシステム. Vol.102No.392. 347-350 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 池上 大介, 中里 秀則, 淺谷 耕一, 富永 英義: "ネットワーク遅延の相関を用いたレート制御方式(RC^3)のパフォーマンス"電子情報通信学会技術研究報告 ネットワークシステム. Vol.102No.392. 161-164 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 三宅 洋一郎, 富永 英義: "DiffServ網におけるMulticastのための配送範囲制御機構の検討"電子情報通信学会 2003年総合大会 講演論文集. (CDROM). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 池上 大介, 富永 英義: "ネットワーク遅延の相関に基づくレート制御手法の実装による評価"電子情報通信学会 2003年総合大会 講演論文集. (CDROM). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

URL: 

公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi