研究課題/領域番号 |
14550634
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
藤岡 洋保 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (40100987)
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研究分担者 |
山崎 鯛介 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (10313339)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2003年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 後藤慶二 / 近代建築史 / 建築資料 / 構造学 / architectural archives |
研究概要 |
1.資料の整理 後藤慶二資料は、日本近代建築史上著名な建築家・構造家の後藤慶二(1883〜1919)が生前に作成・蒐集したもののかなりの部分が伝えられたもので、図面や書籍(その多くは洋書)、スケッチ、日記などの個人資料などからなる。同資料を1点ずつチェックし、その内容や、作成年などを検討したうえで、データベースに入力する作業を予定通り完了した。その結果、資料点数が7,434件であること、その内訳は後藤慶二の設計建物に関するもの:203件、後藤慶二の制作物(スケッチ、絵画、デザインなど):752件、後藤慶二が収集した資料:5,050件、書籍・雑誌等刊行物に関する資料:512件、後藤慶二の私的資料(書簡など):445件、その他:188件である。 重要と思われる資料の写真撮影およびデジタル化も完了した。 2.本研究によって確認できたこと 当該資料を分析・考察し、後藤慶二の経歴のほとんどのカバーする網羅的なものであること、彼の設計作品について新知見が得られる資料を含むこと、そして鉄筋コンクリート造技術導入期の諸相をうかがわせるものであることを確認した。当該資料を多角的に分析することから、建築家であり優れた構造家でもあった後藤慶二の再評価ができること、また建築技術史上注目される情報を含むことから、建築史上貴重な資料と評価できる。
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