研究課題/領域番号 |
14550791
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
工業物理化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
吉信 達夫 大阪大学, 産業科学研究所, 助教授 (30243265)
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研究分担者 |
岩崎 裕 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00029901)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | センサー / 化学センサー / イオン / 半導体デバイス / LAPS / 化学イメージセンサー |
研究概要 |
1.複数イオンイメージング技術の開発 各種イオンに対する感度をセンサ表面に持たせるため、イオノフォアを用いたイオン感応膜をLAPSのセンサ表面に作製する条件を最適化した。また、一枚のセンサ基板上に異なる種類のイオン感応膜を集積化するため、光重合性のポリマーをマトリックスとし、フォトマスクを用いてセンサ面上にイオン感応膜のパターンを作製するプロセスを開発した。K^+およびCa^<2+>感応膜のストライプパターンを持つLAPSを用いて、イオン濃度のイメージングを行った。 2.酵素LAPSの開発 LAPSおよび化学イメージセンサの生物試料への応用を念頭に、ウレアーゼおよびブチリルコリンエステラーゼを用いた酵素LAPSを作製した。センサ表面に酵素分子を固定するさまざまな方法について調べ、センサの感度や安定性を比較した。 3.ペン型LAPSの開発 測定の態様をよりフレキシブルにするため、携帯可能なペン型のセンサヘッドを開発した。開発されたセンサヘッドは制御回路・測定回路を内蔵し、16点の測定が可能である。 4.微小流体デバイスへの応用 LAPSの原理をμTASやLab-on-a-Chipなどの微小流体デバイスにおける化学物質の検出・定量に応用するため、微小流路内の任意の位置においてラベルフリーでイオン濃度の測定ができるシステムを試作した。SU-8/PDMS技術を用いて作製した微小流路内のイオン濃度分布の化学イメージングを行った。
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