研究課題/領域番号 |
14550804
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業化学
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研究機関 | 神戸薬科大学 |
研究代表者 |
津波古 充朝 神戸薬科大学, 薬学部, 教授 (60068335)
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研究分担者 |
中山 尋量 神戸薬科大学, 薬学部, 助教授 (40189080)
江口 太郎 大阪大学, 総合学術博物館, 教授 (50107083)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | シクロデキストリン / ハイドロタルサイト / 徐放特性 / シクロデストリン |
研究概要 |
SBE7-β-シクロデキストリンのハイドロタルサイトへのインターカレートは、SBE7-β-シクロデキストリンの濃度を変化さえることにより、層構造は変化せず、層間のSBE7-β-シクロデキストリンの数を変化させたインターカレーション化合物が合成できることがわかった。 モデル薬物の導入は、SBE7-β-シクロデキストリンに包接させてからインターカレーションする方法とハイドロタルサイトヘインターカレートされたSBE7-β-シクロデキストリンへ包接する方法のいずれも可能であった。その際、SBE7-β-シクロデキストリンの濃度や反応溶媒を変えることのより複合体中のモデル薬物の量および存在状態を変化させることができることが明らかとなった。 徐放特性を調べるために水および日本薬局方第二液中へのモデル薬物の溶出挙動を検討した。その結果、ハイドロタルサイト層間に存在するSBE7-β-シクロデキストリンの量を変えるとモデル薬物の溶出挙動が大きく変化することがわかった。特に、SBE7-β-シクロデキストリン最大量までインターカレートした複合体で、かなりの遅延放出効果が得られることが明らかとなった。
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