研究課題/領域番号 |
14550864
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶工学
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研究機関 | 崇城大学 |
研究代表者 |
古林 義弘 崇城大学, 工学部, 教授 (00234857)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | メタンガスハイドレイト / 水和物 / 生成・分解 / 貯蔵・輸送 / 自己保存性 / 安定性 / メタンガスハイドレイド |
研究概要 |
1.次の項目についてメタンハイドレイトの挙動実験と現象の解析・確認を行った。 (1)地殻内でのハイドレイト生成実験:人工的な地殻内環境での生成シミュレーション成功 (2)ハイドレイトのガス-水界面での自然生成実験:強制撹拌なしでの生成可能確認 (3)ハイドレイトのガス-水界面の強制撹拌による生成実験:生成熱除去が重要 (4)加熱と減圧による分解実験:氷溶解と類似の現象生じる、急速な減圧は水の凍結を生じる (5)自己維持特性実験:一旦凍結後に若干の低温状態あれば大気圧での保存可能 (6)燃焼実験:自己維持機能を持ったハイドレイトは大気中での急速な昇華なしに燃焼可能 2.ハイドレイト生成・成型・移送・貯蔵・分解システムの構築 今回の実験で得られた成果および文献調査を基にして、ハイドレイトの生成から分解までの1サイクルの操作を効率よく行うシステムの構築を行い特許申請した。少ないエネルギーおよび原料物質での生成、生成進行の制御による無駄のない工程、移送に便利な形への成型、自己維持特性をフルに活用する貯蔵方式、分解ロスを最低化する貯蔵様式、制御下に置かれた分解時による供給量の調整様式などを特徴とする。
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