研究課題/領域番号 |
14560005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
育種学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
陳 蘭庄 宮崎大学, フロンティア科学実験総合センター, 助手 (40284822)
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研究分担者 |
吉田 薫 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (70183994)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | アポミクシス / アポミクシス候補遺伝子(ASG1) / 有性生殖 / ギニアグラス / イネ / 形質転換体 / 再生植物体 / バイナリーベクター / pAct-ASG1コンストラクト |
研究概要 |
本研究はこれまでに条件的アポミクシス性ギニアグラスから得ているアポミクシス候補遺伝子の機能解析を目的とし、3カ年の計画で有性生殖やアポミクシス性ギニアグラスの形質転換体を作製して実験を進めたものである。 (1)ギニアグラスに適したアグロバクテリウムによる形質転換系の確立: まず、ギニアグラスの有性生殖の2系統及び条件的アポミクシス性ギニアグラス2系統を用い、それぞれの系統の子房、葉鞘及び成熟した種子からの植物体再生系を確立した。3種類のバイナリーベクター(抗生物質とGUSを含む)を使ってそれぞれ異なるアグロバクテリウムに入れてギニアグラスとイネのカルスに感染して抗生物質で抵抗性カルスを選抜して形質転換体を作製した。 (2)コンストラクトの構築には、3種類のバイナリーベクター(pIG121Hmバイナリーベクター35S::ASG1、pSMA35H2バイナリーベクター35S::ASGI、pActnos/Hm2バイナリーベクターアクチンプロモーター::ASG1)に抗生物質を含むが、GUS遺伝子がASG1と置換した。 (3)外来遺伝子ASG-1を組み込んだ形質転換系の作製: 上記の3種類のバイナリーベクターを使って異なる種類のアグロバクテリウムに入れてギニアグラスの有性生殖系統およびアポミクシス系統に、それにイネにも感染し、再生植物体を得ることができた。 (4)外来遺伝子の確認および発現検定: ASG1が入っているかどうかをチェックするため、根および葉を用いてDNAを抽出した。日立(i-chip)による電気泳動の結果、イネ品種"日本晴"、ギニアグラス有性生殖系統N68/96-8およびアポミクシス系統N68/96-8-o-11のカルスから、それぞれ900bp(ASG1)付近に1本のバンドが認められた。いま、それらをP2レベルで育成して開花期を待ってそれらの生殖様式を調査する予定。
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