研究課題/領域番号 |
14560239
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用動物科学
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研究機関 | 麻布大学 |
研究代表者 |
阿部 又信 麻布大学, 獣医学部, 教授 (00120949)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 子牛 / 食道溝(第二胃溝) / メチオニン / リジン / アルギニン / 分岐鎖アミノ酸 / 粗蛋白質水準 / TDN水準 / アミノ酸代謝 / フェニルアラニン / 食道溝経由第四胃内投与 / アミノ酸の相互作用 / 窒素出納 / 血漿遊離アミノ酸 / 食道溝 |
研究概要 |
子牛の第四胃内に一定量のMetまたはLysを食道溝経由投与し、基礎飼料からのCPまたはTDNまたは両者の摂取量を増加させるとN蓄積を増加させた一方、血漿Met、分岐鎖アミノ酸(BCAA)、およびPhe、の濃度が減少した。これらの血漿アミノ酸濃度の減少はN蓄積量の増加によると考えられたが、CPまたはTDNまたは両者の摂取量の増加はN蓄積を増加させたにも拘らず、血漿Lys濃度には有意な影響がなかった。したがって、N蓄積量以外の要因がMet代謝を促進した可能性も否定できなかった。しかしBCAAおよびPheの第四胃内投与によるMetインバランスの改善効果は認められず、さらに、D-およびL-Metを第四胃内に投与した場合代謝速度の速いL-Metのほうが、血漿Met濃度は低かったが、血漿BCAAおよびPhe濃度にはD-、L-Met間で差がなかった。これらの結果はBCAA, Pheの代謝がMet代謝と関連する可能性を否定するものであった。次に、L-LysHClをある限度以上に食道溝経由投与すると下痢が生じ、Lys-Arg拮抗の確認には至らなかったことから、Arg過剰によって下痢やArg-Lys拮抗が生じるか否か検討した。その結果、Arg過剰はインバランスまたは毒性を生じ得るが、L-ArgHCl 120g/dを投与しても下痢やArg-Lys拮抗は生ぜず、この結果は子牛ではLys-Arg拮抗が生じないことを示唆した。
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